コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

コンサルは、早く訪れるチャンスを生かす(2ページ目)

べリングポイント株式会社シニア・マネージャー奥井氏が語るコンサル半生とは?

執筆者:大石 哲之

--就職活動をなされた時に、コンサル対策のようなことはしましたか?

そうですね。まずコンサルティング業界に限らないことですが、面接の際は「正直に答えること」、それから「質問に対して的確に答えること」を心がけていましたね。

ケーススタディやグループディスカッションの時には、「人の話を聞く」ことをいちばん意識していました。自分なりに注意していたのは、単に自分が主張すれば良いということではなく、これらの選考の最終的な目的が何なのかを考え、成果を出すということですね。

もちろん自らの考えを主張することも大事なのですが、皆が主張し合うだけではやはりまとまらない。私はその点で、その場をコーディネートするというか、人の話をよく聞いてそれをまとめる役割というのを、意識して取り組んでいたように思います。

--一度事業会社に勤めていらっしゃったようですが、それから再びコンサルティングの世界に戻ってきた理由などを教えて頂けますでしょうか。


まず会社を変わった理由ですが、一つは人間的に魅力のある人と一緒に働きたいと思ったからですね。その会社に一緒に働きたいと思う人がいて、その方から誘いを受けて移りました。もう一つの理由としては、自分に必要なスキルを身に付けるためには、その会社で経験を積むことが重要だと判断したからでしょうか。

コンサルティング会社を選んだ理由は、早い段階で責任ある仕事ができると考えたからです。事業会社では、ビジネスにおいて判断を下すためにはある程度の役職に付かなければ難しいため、その機会があたえられるためには非常に長い道のりがあるように思います。

もちろん、コンサルティング会社においてもある程度の経験やポジションがなければ判断を下すことはできませんが、事業会社に比べて、そのチャンスが早く訪れると考えました。

ただそれ以上に、コンサルタントの方が「人の役に立てる仕事に就きたい」という自分の目標に近かったため、コンサルタントという職業に戻ってきたのだと思います。

事業会社では自分のスキルを伸ばすことや経験値を積み重ねるということを追い求めることに終始していました。しかし、そういったスキルや経験を真に活かせるのはコンサルタントという職業だと、事業会社に転職したことで再認識したわけです。
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