コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

生保から「経営者の右腕」へ(4ページ目)

ハンズオン型のコンサルティングを展開するマクシスコンサルティング。保木MGRが語るハンズオンスタイルのコンサルティングとは?

執筆者:大石 哲之


--いまの仕事の目標とやりがいというのはありますか。

コンサルタントのやりがいですが、自分の考えたプランが実際に会社の中で回り始めた時や、プロジェクトが動き始めたときに感じます。従来型のコンサルと違って、ハンズオンでは実行まで関われるため、間近でプロジェクトの進行を見ることが出来るという点が良いですね。

確かにアンコントローラブルな面はあるのですが、実際クライアントの方はそういう実行の部分まで求めているように思います。

目標ということですと、短期的な目標で言うと、このように遂行の難しいサービスの完成度(結果としての顧客満足度)を高めることです。
どんなケースでもクライアントのトップとの「握り」の部分が大事で、必要な作業の中で優先順位をつけて、そこから達成水準まで持っていく。
クライアントの方は表面的には納得しているように見えていても、実際はそれと違う場合もありますから、そこでのすり合わせというのは非常に重要です。

長期的な目標については、こう考えています。
一般的にコンサルタントには2種類の人間がいて、一つは純粋にコンサルタントとして成功したいタイプの方、もう片方はコンサルタントを一つのステップをとらえて、やがて自分のやりたいことへとキャリアを移っていく方です。
私はどちらかというと後者に当たり、その点では、経営者に近いポジションで様々なキャリアが積める今のスタイルはちょうどいいですね。
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