コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

生保から「経営者の右腕」へ

ハンズオン型のコンサルティングを展開するマクシスコンサルティング。保木MGRが語るハンズオンスタイルのコンサルティングとは?

執筆者:大石 哲之

マクシスコンサルティングは「実行を重視した」ハンズオン型のコンサルティングを展開するユニークなコンサルティングファームです。

今回は、ハンズオンコンサルティングを担うビジネスプロディースグループのお二方にお話を聞く機会をいただきました。

第1回のインタビューでは保木さんを掲載します。

保木富雄
株式会社マクシスコンサルティング
ビジネスプロデュースグループ
マネージャー


--まずは簡単な略歴をお願いします。
大学を卒業後、国内の生命保険会社に入社しました。8年ほど勤めまして、その後、朝日アーサーアンダーセンに会社を移って3年弱勤めておりました(注:途中、朝日アーサーアンダーセンからベリングポイントに名称変更)

その後現在のマクシスコンサルティング(前身は伊藤忠テクノサイエンス)に3年ほどおります。ちなみに大学時代は法学を専攻しておりました。

--転職されたきっかけなどを教えて頂けますか。
最初の生命保険会社からコンサルティング会社へ転職した動機として、生命保険会社に在籍中、長く法人営業を担当していました。

そこで私は主に大企業や中小企業の経営者の方に対して営業を行っていたのですが、その際、経営に関して経営者の方と十分に話す為の知識が必要だと感じました。そのため企業経営に関する知識や経験を得たいと思い、自己啓発を始めたのがスタートです。

そのような中、勤めていた生命保険会社が当時、経営破たんを迎えてしまいました。社内の人間は皆、一生懸命に働いていたのですが、会社の方向性がずれてしまっていたために、もしくは経営環境の変化に対応できなかったために、そうした努力が実を結ぶことが無かった(実際の破綻は退職後ですが)。

そういうところを「原体験」として見ていたので、会社の戦略の部分を自分なりに勉強して、いつか自分の力でこうした問題を解決したいという強い思いが生まれました。

生保を退職後、国内の大学院(MBAコース)を経て、朝日アーサーアンダーセンに入社いたしました。他に中小企業診断士の資格も持っていましたが、これは生命保険会社にいた頃に取得していたもので、直接の転職活動の助けになったわけではないですね。
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