結論!相談者にピッタリの就職活動戦略はこれだ!
勉強への時間とお金を投資したからには、自分が納得できる仕事を探そう! |
1.希望する職種があり、その業務経験がない場合
新卒、第二新卒枠で就職活動を実施する。もし募集要綱に「未経験可」とあれば中途での応募も可能。
自分の職務経験については、プラスとしてアピールしよう。履歴書上、社会人経験があることは隠せない。この職務経験を無駄にするか、生かすかは自分にかかっている。
某電機メーカーは、「もし3月に大学院卒業で4月入社であれば、年齢関係なく新卒として扱います。ただし、年齢や学歴、経歴に応じて、給与や待遇は考慮します。」と言っている。このように自分の経歴を考慮してくれる会社を探したいものだ。
2.希望する職種があり、その業務経験がある場合
中途枠で就職活動を行う。5年間の社会人経験と、大学での学びを説得力ある形で結び付けてアピールする。もちろん、即戦力として貢献できることも伝えよう。譲れない条件など必要であればしっかり交渉をしよう。
採用担当者やエージェントに確認しても
最初に述べたように、新卒か中途かの判断は就職活動をする本人と、採用者に委ねられている。気になる会社があれば採用担当者やエージェントに「来年大学卒業予定です。○年の社会人経験を経て大学進学しましたが、御社の新卒枠への応募は可能でしょうか?」などと確認してみてもよいだろう。ただしその際は礼儀正しく、相手に失礼のないように、そして「さすが社会人経験者」というイメージを与えたいものだ。
【補足】
相談者の質問に「大学在学中の実績は就職活動では評価されるか?」とあるが、もちろん評価はされるだろう。しかし採用担当者や募集職種、企業などによって評価の仕方は様々で、必ずしもその実績が採用につながるかどうかはわからない。場合によってはOver Qualification(募集職種の条件より、候補者のレベルが高すぎる)と取られて不採用になることもある。
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