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美術留学 アメリカでの画材調達方法 1(2ページ目)

アメリカで美術講座に通う予定の読者からの相談:アメリカでの画材調達はどのようにしたらいいですか?日本からは何を持っていけばよいでしょうか?

西島 美保

執筆者:西島 美保

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ホルベイン社製のガッシュは日本では定価357円、でもアメリカでは色によって値段が違う

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左からホルベインアーティストガッシュ(日本製)ジンクホワイト($6.25)、アイボリーブラック($5.70)、Savoir Faireガッシュ(フランス製)レッド、イエロー、ブルー(各$1.25)
美術系大学では必須のカラーセオリー(色理論)クラスで指定された絵の具をご紹介しましょう。アメリカでは何人かの先生が同じ科目を受け持ちますが、先生により授業の進め方や使用画材が違ってきます。

私の先生は、日本のホルベイン工業株式会社のガッシュが好きで、指定画材もホルベインでした。

購入したのは学校近くにあった街の画材屋です。上の写真を見て下さい。ホルベインのジンクホワイトもアイボリーブラックも同じ大きさで日本では同じ定価357円なのに、アメリカの画材屋では色によって値段が違いました。(解説:ホルベイン工業によれば、値上げ前と値上げ後の仕入れから差異が生じているのでは?ということでした。シリーズ価格は海外でも踏襲されているそうです。2009年3月3日加筆)

ホルベイン工業株式会社(Made in Japan)製アーティストガッシュシリーズ15ml(0.5fl.oz.)
アイボリーブラック:$5.70 (日本での定価:357円)
ジンクホワイト:$6.25(日本での定価:357円)

黄・青・赤の絵の具もホルベインとの指定がありましたが、予算の関係上「それ以外でもかまわない」との許可をもらい、私は下記を購入しました。定価より1ドル安く売られていました。
Savoir Faire(Made in France)製ガッシュ 10ml
Primary Red, Primary Yellow, Primary Blue 各$1.25(定価:$2.25)

上記以外に、イラストレーションボード、紙、筆、紙パレット、水入れなどが必要でした。イラストレーションボードはかさばる上、折れ曲がったりすると使えないので、現地での購入がおすすめです。

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