社会人の大学・大学院/社会人の進学・学生生活事例

会社を辞めて医師を目指す 26歳研究者の場合(2ページ目)

コピー機の開発研究職を辞め、医師の道へ!仕事と同時進行の受験勉強、そして4月から始まった医学生生活、医師を目指す決意に迫る!

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド


毎日顔色が悪く、上司や同僚が心配。まさか受験勉強による睡眠不足だとは言えず…


---仕事をしながら受験勉強されたそうですが
受験準備期間は全部で1年ちょっとくらいです。
予備校には3ヶ月通っていました。
試験3ヶ月前は仕事が忙しく、受験勉強も重なって睡眠は3~4時間でした。


会社には2年間、勤めました。仕事に慣れた頃に退職したので、上司には迷惑をかけたままで、特に恩を返すこともできませんでした。申し訳なさと、もう少し会社に貢献したかったという気持ちはあります。

---仕事をしながらの受験勉強はとても大変そうですが、受験に専念するために、仕事を辞めようとは思わなかったのですか?
仕事を続けながら合格した人もいるようなので、自分も何とかなるだろうと思っていたことと、お金のことがあるのでやめようとは思いませんでした。

---仕事と受験勉強の両立で、つらかったことは?
新しいことに挑戦することは楽しいことなので、つらいとかはなかったです。
ただ受験直前期は睡眠不足で、顔色が悪く、同僚や上司に心配をかけてしまい、申し訳なかったです。
受験勉強による睡眠不足だとは言えませんでした。

つらい時や不安なときは、週末に友人と飲みに行ったりして、うまくストレスを発散できたことは良かったです。


学費は他の学部と同じ。だけど教科書代が高い!

---受験まででかかった費用は?
参考書代、塾代などが全部で20~25万円位です。
受験料、交通費等も20万円位かかったと思います。

---大学の医学部というと、学費が高い、という印象を受けますが…。
山口大学は旧国立で授業料は他の学部と同じです。
初年度:80万円(入学金、授業料)
2年目以降:50万円(授業料)
私は3年次編入なので、卒業までの4年間で、250万円位かかる予定です。
医学部だとテキスト代等が高くなるそうです。
お金は奨学金等を借りて何とか自分で、と思っています。

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