社会人入試に挑戦!でもいくつかの壁が…!

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社会人入試受験では、在職証明や上司の推薦状など、様々な書類の提出が求められる場合が多い
【読者からの質問】
私は高校を卒業後、製版会社でDTPオペレータとして働いています。まだ2年目ですが、この秋に美術大学の社会人入試を受けようと思っています。一般的に次の就職を考えた際に3年以上の経験が求められるのでしょうか? 22才以下なのでその大学の規定によると在職証明書を取得しなければいけません。上司にそろそろ発行してもらえるよう話さなければいけないのですが、合格できなければ辞めるつもりはないのでどのように伝えればよいか悩んでいます。


質問内容は、
1.社会人経験2年だが、再就職の際、3年以上の経験が問われるかどうか

2.社会人入試で在職証明書を提出しなければならず、上司に発行の手続きを依頼したい。しかし合格できなければ辞めるつもりはないのでどのように伝えればよいか


の2点となる。

25歳以下の再就職活動

最初の質問についてだが、この相談者が志望美術大学に合格した場合、卒業時には24~25歳前後となる。25歳前後の就職活動はどのように扱われるのか、大手転職紹介会社キャリアコンサルタントのA氏に聞いてみたところ、次のような答えが返ってきた。

「25歳以下であれば、新卒または第二新卒として扱われることが多いですよ。」

企業の採用枠には、大まかに『新卒・第二新卒』と『中途』の2種類があり、25歳以下の人材を採用する場合、経験年数が短ければ、『新卒・第二新卒枠』になる可能性が高いようだ。しかし、この新卒枠に入れられてしまった場合、

・新たに新人教育を受けさせられる
・給与が低く(新卒と同様)抑えられてしまう


などのマイナス点がある。こういったことを回避するための方法は、下記の記事を参考にして欲しい。
【参考記事】
・新卒?中途?社会人学生の就職活動


なぜ「3年以上の経験」なのか?

相談者は「3年以上の経験が求められるかどうか」を心配しているが、企業が3年以上の経験を求める理由として、A氏は、

「理由は2つあります。まず1つ目は即戦力を求める場合。そして2つ目は一つの職種で継続してやり遂げられる力があるかどうかを見る場合です。」

A氏によれば、企業が中途採用を検討する際、直近(現在)の職務経験がどのようなものかを重要視するとのこと。つまり相談者のケースのように、『職務経験+大学』からで、しかも25歳以下での再就職という場合、大学入学前の経験年数が2年か3年で、大きく評価が分かれるとは考えにくい。

「石の上にも三年」ということわざがあるように、生活の中で、3年というのは一つの区切りの目安として使われている。多少経験年数が3年より欠けても、その他の部分でカバーできれば問題ない、という程度で見てもいいのではないか。

しかし、実は3年以上の職歴よりももっと重要なことがあるらしい。

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