(目次)
P1 会津若松「本家長門屋」
P2 「駄菓子」とは?
P3 「滋養パン」と「香木実」
会津若松「本家長門屋」
「本家長門屋」 店の包装紙のデザインにも使われる 江戸時代末期発行の『城下町職別番付表』の菓子司の部にその名が見られる。 |
現在は今回お話を伺った5代目の鈴木隆雄氏と奥さまを中心に、4代目、次期6代目が店を守り、さらに幼い7代目も控えています。
私が訪ねた本店のほか、入館無料の駄菓子資料館を併設した「飯盛店」と500円で季節のお菓子や飲み物が楽しめる「ワンコインスイーツ」が人気のカフェを備えた「七日町店」があります。
手作りで生まれる多彩なお菓子
懐かしい座売り。 お菓子選びと奥さまとの おしゃべりに時を忘れてしまう。 |
これらのお菓子は職人の手作業により作られます。機械に頼らずよくもこれほど多種多彩なお菓子が揃うものですね、と尋ねると、「むしろ機械に頼らない方が決まった形のものばかりではなく、色々な種類のお菓子が作れるのです。」と鈴木さん。
右は黒豆の目が入る「だるま飴」、 左は鳥の形の「とり飴」。 (有平糖) |
次ページでは、「駄菓子」とは?をご紹介します>>