7年ぶりに大きくアーキテクチャ変更したOCTA-CAPTURE
10IN/10OUTのUSBオーディオインターフェイス、OCTA-CAPTURE |
これはUSB 2.0対応のオーディオインターフェイスで、最高で24bit/192kHzで10IN/10OUTに対応したもの。そのスペック的には現行機種であるUA-101と同様なのですが、製品のアーキテクチャそのものが大きく作り直され、まったく新たなオーディオインターフェイスに仕上がっています。
現行のUA-101は2003年に発売された24bit/96kHzのオーディオインターフェイス、UA-1000をブラッシュアップしたものであり、技術的にもUA-1000のものを踏襲していました。しかし、OCTA-CAPTUREではエンジン部分が大きく変わり、より低レイテンシーな入出力が可能になったのとともに、高性能なマイクプリアンプを8つ搭載するなどして、音質を大きく向上させています。
また、最適な入力レベルに設定するための、オートセンス機能を搭載するなど、より使いやすい機材へと進化しているのです。
ちなみにローランドもブランド変更を行っており、DTMハードウェアも従来のEDIROL、CakewalkからRolandとなり、OCTA-CAPTUREもRolandブランド製品として発売されます。
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