ショップに飲食店etc…、バラエティに富む「商業エリア」
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(上)ミナミの歓楽街。夜の人通りは多いが昼間はこの通りの静寂さ(下)道頓堀のグリコ前。こちらは昼間も元気 |
「オフィスエリア」から南に行くと心斎橋-難波-日本橋のトライアングル地帯を中心とした「商業エリア」。ひとくくりに商業と言っていますが中身は多種多様。本町から心斎橋にかけて御堂筋沿い中心には高級ブランド店の多いショップ街。特に地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅の真上に当たる新橋交差点あたりは圧巻。ルイ・ヴィトン等の高級ブランド店が密集しています。だから住みやすいかどうか、って話にはならないですが「新アイテムのチェックが好き!」といった方、あるいは「バンバン買うぜ!」といった豪気な方には抜群な立地です。高級店もさることながら
そごう・
大丸と2つの百貨店で並んでいるのも魅力的です。御堂筋の一本東側はアーケードのかかる心斎橋筋商店街。お店も多けりゃ人通りも多いです。
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年末には必ずニュースでお目にかかる黒門市場は生活圏 |
さて一方、少し南に下がって難波周辺になると、だんだん庶民的、若者的な街並みに変化。南海線・近鉄線がここから利用可能。南海本線「なんば」駅隣接には高島屋、少し南には
「なんばパークス」がありますがこちらの住所は浪速区となります。そこから西へと向かい地下鉄千日前線「日本橋」駅方面に向かうとちょっと場末な歓楽街の様相。飲食あり、夜のお店ありのネオン街です。でも、大阪の台所といわれる
「黒門市場」があるのはこのあたり。
「スーパー玉出」もあったりして、外食だけでなく料理作りのアシストもしてくれる街並みです。色(ショク)と食(ショク)が両方満たされるといった感じですかね。
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市内南部ではおなじみのスーパー玉出。周辺には賃貸マンションも結構ある。 |
新築分譲マンション等は殆どなく、いわんや一戸建て住宅をや、といった「商業エリア」ですがメインの通りから少し入ったところ等を丹念にみていけば賃貸マンションは結構あります。ワンルーム等の単身者向けもさることながら60平米を超えるようなファミリータイプも結構存在。価格もファミリー向け物件に限っても10万円未満から20万円overまで幅が広いです。住みやすいか?と問われると、「子育て世帯にはオフィスエリア以上にネガティブ」な条件が多く、その他の方にとっても癖のある街。図式化すると「オフィスエリア」-静寂さ+消費欲の実現=「商業エリア」。どの街もそうですが、とりわけココは個人の趣向で好き嫌いのわかれるところ。買い物・外食・飲み……、消費生活の好きな方にとっては抜群に住みやすい街であることは請け合いです。
次は「住居エリア」というところで紙面(画面?)が尽きてしまいました。やはり大阪市中央区を一回で紹介するには無理があったのか?というわけで、残る「住居エリア」の紹介はまた次回ということで、乞うご期待!