用途区分にメリハリが感じられる周辺環境
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マンションが建ち並ぶエリアもあれば、古い街並みが残る一角も多いのが特徴 |
百貨店やショッピングモール、商店街……。両駅周辺の店舗や事務所が集積するエリアは、人通り・自転車通りがすこぶる多く、活気みなぎる、賑わいのある街並み。お世辞にも「閑静な住宅地」とはいえません。ところが、相当数の店舗が存するその周辺であっても一本、二本と、通りを駅から離れていくに連れ、店舗途絶えて住宅街に。都市計画がうまく機能しているのでしょうか、商業エリアと住居エリアは思いのほかすみわけがきちんとなされています。また、駅周辺の商業エリア周りではマンション・アパートが多いのが通り相場ですが、並んでいるのは一戸建て、それも結構立派なものが多いのが特徴。また、阪急線より南、171号線を渡るとミニ開発の一戸建てが多く、JR線北側をほぼ東西に走る幹線道路沿いには多くの集合住宅が並びます。両駅にはさまれた一角の道路事情が悪くマンション開発があまりなかったため、このような「エリアのメリハリ」が進んだものと考えられます。
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JR高槻駅から北へ10分も歩くと広がる田園風景の一角 |
また、
前ページで触れた上宮天満宮ですが、その周辺は
地図をみると等高線が確認できるような小高い山になっており、あたりは「本当に徒歩圏に百貨店があるの?」と口を付いて出そうになるほどのどかな風景です。大阪通勤圏内では「超便利な田舎暮らし」が可能な数少ないエリアかもしれません。ここから北に向かっていくと、駅からバス便となる一戸建てエリアへと続いていきます。
阪神間より割安感あり
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西国街道沿いの商店が賑わっている一角。今も昔も「交通要所」の高槻 |
賃貸ホームズで周辺の賃貸相場を確認しました。3LDK以上の物件の件数がほかの区分との比較でちょっと少ないですが、タマ数はわりと豊富。同じ高槻市であるJR「摂津富田」駅・阪急「富田」駅周辺よりは同じ広さなら1万円程度高くなります。隣の市のJR「茨木」駅・阪急「茨木市」駅周辺よりもチョイ高。阪神間の相場と比較すると、西宮>高槻>尼崎、という感じ(かなり大雑把です、お許しください)。JRを利用すれば新快速で15分、阪急では特急で23分の交通至便な立地という事から考えると、割とお得な感じですね。
というわけで、今回は京都・大阪・神戸の間に位置する「4都目」高槻を紹介いたしましたが、如何でしたか? ところで、このあたりではイベントも豊富。関連リンクで紹介していますが、「高槻まつり」のサイトで「高槻音頭」なるものがあることを発見!(ちなみに6番まであります)こういう昔ながらの祭りがあると思えば、かたやジャズの方もなかなか有名。イベント一つをとってもターゲットの広さを感じる、高槻なのでした。
【関連リンク】
高槻市子育て“あんしん”ネット「WAI WAI カフェ」
高槻まつり
高槻ジャズストリート