その昔三都といえば江戸・大坂・京都。いまでは「三都物語」という鉄道会社のキャンペーンの影響で京都・大阪・神戸の方が有名ですね。ところで、JR東海道線の「京都」駅から「大阪」駅を経て「三ノ宮」駅までの各駅の乗降客数を比較したときの上位3駅はどこでしょう? 答えは1位「大阪」駅、2位「京都」駅、3位「三ノ宮」駅。順位は別として、大抵の人はわかるでしょう。では4位は? 答えは、「高槻」駅。5位の「新大阪」駅より3割以上も多いのです(「データで見るJR西日本2007」より)。今回はJR「高槻」駅と、さらに東側約600mほどの距離に位置する阪急京都線「高槻市」駅周辺エリアも一緒に紹介します。

北に南に歴史スポットあり

城跡公園
上宮天満宮
(上)駅南側にある城跡公園は市民の憩いの場(下)駅北側の小高い山の上にある上宮天満宮
JR「高槻」駅・阪急「高槻市」駅の周辺一帯は、京都~大阪をつなぐ西国街道ならびに南側には淀川が流れているという事で、古くから交通要所として栄えたエリア。現在では、両駅直近並びに両駅に挟まれたエリアは、密集した繁華街となっていますが、そこから少し離れた周辺には、歴史を感じさせる施設や町並みが多く残ります。その高槻の歴史の中でも特に目立った存在がキリシタン大名として有名な高山右近。名神高速道路で高槻市内に入ると、高槻市の看板の横に出ている似顔絵の人、といえば覚えある方も多いはず。高山右近が城主を務めた事のある高槻城。お城は残っていませんが阪急「高槻市」駅から南に歩くこと約10分程の城跡公園には、彼の立派な銅像も建っています。
また、JR「高槻」駅から北に歩くこと約5~6分。そこから、自転車では到底登れないような急坂を少しあがると、地元では「てんじんさん」の愛称で親しまれる上宮天満宮(じょうぐうてんまんぐう)。創建1000年以上の歴史があり大宰府天満宮に次いで日本で2番目に古い天満宮とされています。毎年2月には天神祭でにぎわいます。駅周辺に限らず、市内全般にある歴史スポット。さらに興味のある方はこちらからどうぞ。

両駅界隈は買い物・飲食何でもござれ

松坂屋
西武百貨店
JR「高槻」駅は南に松坂屋、北に西武百貨店がある。
北に南に少し歩くと歴史を感じるスポットがありましたが、両駅の間はというと、これがまたエライ繁華街。JR「高槻」駅の南には「グリーンプラザたかつき」、2号館は松坂屋高槻店があります。同じく北側には高槻西武(オーロラモール)と、アルプラザ高槻が核となるアクトアモーレ。阪急「高槻市」駅の駅舎にはショッピングモールミング・阪急高槻
百貨店やショッピングモールだけでもこれだけあるのに、芥川商店街、アクトモール、高槻センター街、阪急高槻駅南商店街、高槻城北商店街といった商店街も元気。正直、「店、多すぎちゃうの!?」といらぬ心配をしてしまいそうになります。さすが「京阪神に次ぐ4都目」です。価格や品揃え・営業時間、そのときのニーズに合わせて使い分けまで可能なその商店、全部回るには結構な時間とお金が必要です。

病院・市役所等の施設が充実

しろあと歴史館
複数の公共施設が両駅の周辺に点在する。写真はしろあと歴史館。
JR「高槻」駅から南に歩いて、阪急の線路を越えてすぐ右手に高槻市役所があります。個人差はあるものの何かと行く用事の出来る場所なので徒歩圏にあるのは便利です。さらにありがたいことに、JR・阪急両駅の近接には行政サービスコーナーがあり、こちらでは土曜、日曜、祝日も住民票の写しや印鑑証明などが取得できます。また、市役所の北側には中央図書館、両駅北方徒歩約10分程度には高槻病院があります。買い物至便なだけでなく、公共的機能も集約されています。

便利さは納得、して住環境は?ということで次ページでは周辺の街並みを見てまいりましょう。