大阪の中心部大阪市北区とは大川(旧淀川)を挟んで東側隣接となる大阪市都島区。中心街は「京橋は♪エエとこだっせ~♪」でおなじみ各線「京橋」駅界隈ですが、今回紹介するのはJR大阪環状線「京橋」駅から北西約2Kmの辺りに位置する大阪市営地下鉄谷町線「都島」駅界隈です。

同区内では「京橋」より生活のにおい有り

マンションと戸建て
マンションと戸建て2
駅周辺の住宅事情は「大規模マンション+ミニ戸建て」。開発の有無でコントラストが大きな街
都島区内最大の繁華街である京橋周辺は、都島区内だけでなく関西圏という規模でみても「雑多さ加減」では指折りの街。ですので、喧騒とした駅周辺に居を構えるイメージはわきにくいのですが、少しはなれたここ大阪市営地下鉄谷町線「都島」駅界隈は、「喧噪」というよりも生活感のある「賑わい」と表現した方がベター。鉄道の便利さでは「京橋界隈」に軍配が上がりますが、生活面では「京橋界隈」よりもこちら「都島界隈」の方が無難な選択です。

地下鉄「都島」駅があるのは、梅田界隈からだと都島通を利用して、天神橋筋商店街周辺の「天神橋6」交差点いわゆる「てんろく」を経て東進、都島橋をわたった「都島本通」交差点の地下となります。都島通と直行して南北に通る幹線道路があるのですが、その道路を境に東西でかなり街の雰囲気が異なります。同じ駅周辺でも、工場有り、マンション有り、市場有り、と雰囲気は様々です。

以下では、「都島本通」を中心に大まかに4つに分けたエリアを順に紹介してまいります。

集合住宅で都会生活~北西エリア

集合住宅
集合有住宅2
大規模マンション群が複数で建ち並ぶ様子は圧巻。周辺は大阪市内一の人口密集地と思われる
このエリアのランドマークは「ベルパ」こと「ベルパークシティ」。元々カネボウの大阪・淀川工場があった場所に立てられた巨大マンション群である「ベルパークシティ」は1983年から分譲を開始、一時は国内最大のマンション群でした。現在でも国内有数の規模を誇るマンション群であることには違いはなく、敷地内の遊歩道・緑地などの充実ぶりも相当なもの。駅界隈の雑然とした雰囲気とは別世界の落ち着いた雰囲気です。

当初の分譲からかなり年数がたっているにも関わらず、敷地を見渡すと結構子供の数が多いことからも、売買が活発、すなわち人気の高いマンションであることは想像に難くありません。隣接する商業施設は「BELLFA(ベルファ)」。ネーミングのベタさはご愛嬌。

他にも、「ベルパークシティ」と隣接する街区にあり30棟以上で構成される「リバーサイドともぶち住宅」、関西最大級と謳われる日本製紙都島工場跡地の分譲中(2008年12月現在)マンション「セントプレイスシティ」(以前分譲した「セントプレイス大阪」と合わせて1,800戸超!)などの巨大マンション群が密集。人口密度の相当に高いエリアです。

それらの巨大マンション以外にもマンションは複数。その合間を埋めるように旧来からあるミニ戸建等があります。巨大マンションとともに開発された場所周辺は道路事情が良いのですが、それ以外の部分は区画整理がなされておらず路地が多く残るのも特徴的。このエリアには大阪拘置所があるのですがそのイメージからくる暗さは感じられず、圧倒的な住宅の多さでもってエリア全体が住宅街の雰囲気となっています。

生活感少なし~南西エリア

リバーシティ
リバーシティ南側道路
同じ大規模マンションでも「ベルパークシティ」と比べて子供が少なく感じた「桜宮リバーシティ」。幹線を避けて南に回るととても閑静
続いて南に下って南西エリア。まず目に入るのは北西エリアと同じく巨大マンション群「桜宮リバーシティ」。総戸数1,000戸弱で敷地内にはデリシャスストアパントリー都島店があります。北西エリアのマンション群と比べると、敷地内共用部分に人だまりが少なく居住者の年齢層も少し高めの雰囲気です。

このマンションに限らず、南西エリア全般を通じての印象は、ひと気が少ないという事。「桜宮リバーシティ」以外には集合住宅・ミニ戸建て問わず、住宅が密集した箇所はあまりなく、通過通行もさほど多くありません。

地下鉄「都島」駅の南西にあたるこのエリアは、同時にJR大阪環状線「桜ノ宮」駅北エリアでもあります。両駅間は徒歩10分程度の距離。交通利便性では2線2駅利用可能なもっとも便利なエリアです。ただし街の雰囲気は、南側に行くにつれ、ファミリー色の強い「都島の匂い」ではなく、単身者・カップル層の「桜宮の匂い」へと変わります。

北西・南西エリア合わせた西エリアは、割合にさっぱりと垢ぬけた雰囲気のエリアでした。それに対して東エリアは、人情味厚そうな下町的雰囲気の街並み。詳しくは次ページで。