淀川区と豊中市の狭間
大阪市と豊中市の境を流れる神崎川。新三国橋(国道176号線)を豊中方面へ向いて撮影。 |
駅のすぐ北側を、線路と直交するように北東から南西に神崎川が横切り、川より北側が豊中市、南側が大阪市淀川区となります。また、線路の西側約100mあたりには線路と並行するように国道176号線が通ります。川と幹線道路で隔絶され行政区も2つにまたがるため、「三国」駅周辺全体としての街のイメージは乏しく、「北~庄内(豊中)エリア」「西~神崎川エリア」「東~新大阪エリア」の大きく3つに分かれます。
「三国」の名称は、神崎川がむかし三国川とよばれていたことに由来しており、川の名前は変わっても地名・駅名に名残をとどめています。住居表示では「三国本町」「西三国」「東三国」が見られますが、「三国」駅はそれらの住所地の西のはずれにあり、「三国、ど真ん中」ではありません。
ランドマークは再開発ビルと新三国アルゴ
駅直結の「Viewl(ヴュール)阪急三国」 |
まず一つ目は、駅の西に走る国道176号線を北側(豊中方面)に進み、神崎川を渡ってすぐにの左手にある派手な建物。「新三国アルゴ」です。古くから周辺を知っている人には「三国ボウル」といった方がわかりやすいかもしれませんね。ボーリング場にゲームセンター・カラオケ等がある複合娯楽施設。派手な電飾や看板で、周辺では一際目立つ存在です。
駅の周辺に大きな施設はありませんが、その中でも駅直結となる駅ビル「Viewl(ヴュール)阪急三国」はランドマークといってよいでしょう。このビルは2階部分で駅に直結しており「フレスコ三国店」が1階に入ってます。駅前に24:00迄営業しているスーパーがあるって便利です。他にドラッグストアなども入っています。ただ名前が読みにくい(&書きにくい!)せいか「ヴェール阪急三国」と記載されているものがあったりするなど、知名度的には今一つです。
それでは次のページからは「北エリア」「西エリア」「東エリア」の3つに分けて街並みを紹介してまいります。