たるみの解決法2(手術・高周波治治療)
まぶたのたるみにはレーザーなどの照射系よりも手術のほうが安全かつ効果的という意見も。また顔全体のたるみ取りにはエステのように心地よい施術もあります。【手術】
■埋没法
まぶたを内側から極細の糸で縫いとめることで、切らずに二重まぶたを作る手術。元々は目もとの印象を変えるために好まれる手術だが、軽度のまぶたのたるみにも効果を発揮。手術は片目10分程度と簡単だが、希望の二重幅を手に入れるためには医師との細かい打ち合わせが必要となる。効果は糸が取れるまで、3年~10年と言われている。
平均価格帯:10万円前後(両目価格。片方だけ、まぶたを縫いとめる回数などで価格が上下する)
ダウンタイム:人によっては数日~数週間の腫れや内出血あり
■切開法
たるんだまぶたを切り取り、希望の二重を作る手術。埋没法よりもたるみ除去の効果は高いが、20~30代の女性には不要。価格も高いので、どちらかといえばまぶたにシワが入る、たるんだまぶたのせいで目がショボショボして見えるようなお母さん&おばあちゃん世代におすすめ。
平均価格帯:30万円前後(両目価格)
ダウンタイム:人によって数週間の腫れや内出血あり
【痛くない高周波機器】
皮下の温度をあげ、代謝促進やコラーゲンの生成を高めるマイルドな高周波治療。エステティック業界では定番の施術ですが、クリニックでも手術後の肌の回復を促したり、ハリを高める目的で用いられます。施術に痛みが無い事、ぽかぽかと暖かく気持ちよいことが魅力です。
脂肪吸引後など手術のアフターケアとしても利用されるインディバ
日本で最もメジャーなマシンのひとつ。体の下に通電板を敷き、肌に専用クリームを伸ばした上から円盤型の金属プローブをあて高周波で全身をあたためていく。同じ高周波でもサーマクールなどハードなマシンと比べればたるみに対する即効性は薄いが、血行が促されることで発生する長期的なアンチエイジング効果が期待できます。
平均価格帯:1万円前後~。時間によって上下する
ダウンタイム:無
■テノール
皮膚表面を冷却しながら熱エネルギーを肌深部にまで送りこむことで、照射した部分のシワやたるみ、リフトアップを促すマシン。肌そのものの引き締め以外にも、老化と共に薄くなった肌やこけた肌そのものをふっくら見せる効果が高い。また脂肪層にまで熱エネルギーが届くので部分痩せやセルライトケアにも用いられる。
平均価格帯:3万円前後/部位(パーツ)
ダウンタイム:無
弱いエネルギーを効率よくあてることで気持ちよく効果を出すアポロ
照射部分に電極を3つ用いることで、より効率よく照射部分に熱を送り込む最新式の高周波機器。真皮層と脂肪層の両方を同時にあたためるため、顔痩せ(脂肪燃焼)と皮膚の引き締めを同時に行うことができる。痛みや刺激が皆無と言っていいほど無いことも大きな特徴。体の部分痩せやセルライトケアにも高い効果を発揮する。
平均価格帯:2万円前後/部位(パーツ)
ダウンタイム:無
【取材協力】
松倉クリニック&メディカルスパ(http://www.c-matsukura.com/)
アベニュー表参道&六本木クリニック(http://www.ao-clinic.com/)
関谷クリニック表参道(http://www.sekiyacl.com/)