美容医療を上手に利用するコツ、心構え
カウンセリングでは自分の希望、疑問ははっきり伝えて
1. 悩みの優先順位と使える予算を明確に
「このシミだけが気になる」「このシワを取りたい」と思って出かけても、いざクリニックに出かけるとあれもこれも可能性が思い切り広がり、ついつい予想外の出費をしがち。
自分の悩みは何なのか、その優先順位、費やせる時間期間、月ごとの予算をできればノートに書きしるし、いつでも確認できるようにしておきましょう。
2. 一度に解決しようとしない
効果が高い治療は、たとえ目には見えなくとも肌や体に負担がかかるものです。初心者なら特に、一度にいろいろなものに挑戦せず、様子を見ながらひとつずつ解決していくほうが予算面でも仕上がりの面でも、失敗を避けることにつながります。
また通ううちに自分の経験値や情報量が増えますから、自然と自分に最適の施術、通い方が見つけられるようにもなれます。
3. 戻せないもの、やり直しのききにくいものは即日受けない
雰囲気にのまれて希望じゃない治療を受けてしまった、当初の想定よりも治療代がかかってしまった……クリニック美容経験者によくある失敗談です。
そこが初診のクリニックでないのなら、たとえカウンセリングを受けて内容や料金に納得がいったとしても、診察だけで帰るくらいの慎重さを。特に手術は即日受けることは絶対に避けましょう。
4. 治療後は徹底UVケア
レーザーやピーリングなどの治療後の肌は、とても敏感でいつもより紫外線のダメージを受けやすい状態になっています。効果を長持ちさせるためにも、治療後は徹底したUVケアを心がけましょう。
5. 最新モノに飛びつかない
美容医療の世界は日進月歩。常に新しい技術や成分、治療法が発表され続けています。けれど新しいものが必ず良いとは限らないのが美容医療の面白いところ。施術とその人との相性もありますし、ドクターが使いなれているもののほうが結果が出る、という可能性もあります。マシンにおいても発表後、類似機種がいくら発表されようと、ずっと利用者に支持され続ける名機も存在します。
また出たてのものは値段が高いというデメリットも。ちょっと時間をおいてからのほうが価格が下がるということも。最新ものだからとむやみに飛びつかず、ドクターの意見や経験者の体験談もたっぷり参考にしてから選ぶことが美容医療を賢く利用するコツです。
いかがでしたか? 他の記事ではシミやシワなど悩み別の対処法をご紹介します。
美容医療でますます美人になりましょう!
【取材協力】
松倉クリニック&メディカルスパ(http://www.c-matsukura.com/)
関谷クリニック表参道(http://www.sekiyacl.com/)