美容医療で後悔しないために知っておきたい5つのこと
気になることは遠慮せずどんどん質問を!
「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、最初に美容医療の現実を把握しておきましょう。
1. 美容医療の効果は一生物ではない
美容医療は1度で一生の効果を約束するものではありません。シワ取りで知られるボトックス注射の効果は3~6カ月ですし、レーザーや塗り薬でシミを取っても、紫外線を浴び続ける限り、また新たなシミが生まれてきます。たとえ皮膚を切り取るような大胆なリフトアップ手術をしても、老化自体を止めることができない以上、またたるみは出現します。
いつか見た目老化を完全に止めてしまう時代が来るかもしれませんが、それはまだまだ先の話。我々が現実的に受けられる治療や美容法では数ヶ月~1年程度、一時的に悩みを無くす程度だと捉えておくのが正解です。
2. 「思い通りになれる」「簡単に解決できる」とは限らない
効果の高さ、結果までの早さで注目される美容医療ですが、必ずしも思った通りになるとは限りません。
たとえば悩んでいたシミをレーザーが取れても、そのシミが取れたおかげで違うシミが気になり、結局またシミで悩む可能性もゼロではありません。また、プチ整形で二重にはしたけれど「二重の幅がやっぱり気に入らない……」と思うかもしれません。
美容医療は医療行為である以上、必ずリスクがつきまといます。自分が受けたい治療法にはどんなリスクがあるのか、カウンセリング時にきちんと説明を受け納得してから受けることが鉄則です。
3. ものによってはダウンタイムがある
「施術後すぐにメイクして帰れる」――クリニックの広告でよくそんな文句を見かけますが、全ての施術がこれにあてはまるわけではありません。
治療や施術方法によっては、しばらく赤みや腫れが残ったり、痛みを伴うものも当然あります。特に深刻な悩みを解決するものや、1度で大きな効果を出すものほどそうした傾向が強いようです。この問題もやはりカウンセリング時にきちんと確認しておけばリスクを回避できます。
4. 美容医療で人生は変わらない
美容医療経験者の中には長年のコンプレックスから解消されて「積極的な性格になれた」「素敵な恋人ができた」――といったエピソードを持つ人がいますが、それは美容医療を上手に利用したその人の努力と実力の賜。美容医療本来の実力ではありません。
美容医療で手に入れた美しさや自信をどう今後にどう役立てるかは、あなた次第。担当ドクターは、人生そのものを導いてくれる人ではないのです。
5. 損しても失敗しても「自己責任」
たとえば盲腸や虫歯の治療には「病気を治す」というゴールがあります。しかし美容医療の目的はあくまで「美容」。理想の形も予算もその人ごとに違います。
例えば「お金がかかり過ぎたな」と思ってもそれは自分の予算からみた問題、「仕上がりがイメージと違う」と思っても、それもやはり自分から見た個人的評価。
その方法、その病院を最終的に選んだ自分の責任なのです。ですから後から後悔をしないよう、今回自分が何をしたいのか、どこまで予算をかけられるのか、その施術のリスクは何かなどを明確にし、全てに納得をしてから取り組みましょう。
さらにこう利用するともっと失敗しません!