寒さと乾燥で病気が増える、悪化する
冬には、風邪やインフルエンザなど、この時期ならではの感染症が増えます。さらに、寒さで血圧が上がったり、空気の乾燥でアトピーや湿疹がひどくなったりと、体調不良や肌トラブルも起こりやすいのです。ストレスがたまって自律神経のバランスを不安定にさせると、ホルモンや免疫のシステムにも影響が出始めて、病気を悪化させたり、思わぬ重大な病気が重なってしまうことも少なくありません。
寒さと乾燥で病気が蔓延しやすく、悪化しやすいこの季節には、無理なライフスタイルだけは避けること! 体力を維持するためにも、たっぷり眠って栄養のあるものを食べ、体調を維持していきましょう。
お付き合い続きで心も胃腸も疲れる
仕事、親戚の義理付き合いと暴飲暴食、ダブルのストレスは胃腸に負担
また、この季節には胃腸もお疲れ気味。胃腸はストレスによるダメージが最も現れやすい器官のひとつですから、人間関係のストレスに暴飲暴食というダメージが加わることによって、胃痛や下痢がひどくなったりと、不調が深刻になることがあります。
義理のお付き合いは大切ですが、タイミングを見計らって上手に切り上げ、また暴飲暴食によって胃腸への負担を増やさないように気をつけましょう。
------このように、寒さや日照不足からくる憂鬱、病気、体力不足、人間関係、食習慣といった要因がいくつも重なっていくことが、心身にとっては大きなストレスになります。したがって、冬には特にストレスをためず、体調を維持していくことを心がけ、この厳しい季節を乗り切っていきましょう。