小さな仕事にも、自分の「オリジナリティ」を盛り込む

働く意欲を起こすには、まず職場が変わってくれることがいちばんです。それには、上司や経営者が従業員の心に目を向けなければなりません。

でも、現実にはそんな「話の分かる」会社にめぐり合えることなんて、めったにありません。そこで、働く人は自分自身のモチベーションを、常に確認することが必要になります。そのために、自分に問いかけるのはこのひとつ。

「この仕事によって、何を得ようとしているのか」

ということです。どんな劣悪な職場でも、しかし、目の前の仕事に取り組むことによって得られる成果は、必ずあるはずです。

その成果は、小さなことでもかまいません。たとえば、「資料作成の手順を工夫したら、時間短縮に結びついた」「身だしなみを工夫したら、営業先の心証がよくなった」など、どんなことでもいいのです。アイデア次第で、自分なりの仕事の工夫は生まれていくと思います。そして、これが自信へとつながっていきます。

常に、「やらされている」と思うのではなく、仕事に積極的に「自分オリジナルの何か」を盛り込んでいこうとする態度が大切です。終身雇用制が崩壊した今では、日々の仕事で得られる「実績」を積み重ねるとともに、自分なりのオリジナリティを売りにできる才知が必要になります。


「シェイピング」の手法でやる気をアップしよう!

ステップ
階段を上るように、一歩一歩目標に近づく
しかし、最初から高い目標を掲げて「あれを達成しなければ」とがんばるのは、あまり効率的ではありません。大きな目標に近づくためには、小さなステップをいくつか設けて、ひとつひとつクリアしていくといいのです。このように、ステップをクリアしながら目標達成に近づいていく手法を「シェイピング」といいます。

もし、今の職場に閉塞感を感じたときには、これもひとつの「ステップ」なのだと感じてください。まず、漠然とでも自分がなりたい大きな目標を描き、そのなかで「今の仕事はどの位置づけにあるんだろう?」と考えましょう。そして、今の仕事で得られることをリストアップしていくことです。そのスキルや自信が獲得できたように感じたら、さらに上のステップへと意識をシフトしていけばいいのです。

ステップを変えることが、別の部署への異動願いや転職かもしれません。もしくは、資格にチャレンジすることによって、仕事の質を高めることかもしれません。

仕事におけるむなしさや閉塞感は、「もっと向上したい」「変化させたい」というサインでもあります。小さな閉塞感を放置することで無力感にはまらず、常に大きな目標をイメージしましょう。そして、ステップをひとつひとつクリアしていく気持ちで、日々の仕事にトライする気持ちを忘れないでいたいものです。
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