ストレス/仕事・職場のストレス(パワハラ・セクハラ等)

いよいよパワハラによるうつ病も労災認定へ!(3ページ目)

精神疾患の労災認定基準が変更になり、「いじめや嫌がらせ」などパワーハラスメントに該当する項目が増えました。パワハラを苦にして、うつ病などの精神疾患になったり、また自殺をした場合、労災に認定される可能性が高くなります。パワハラの定義や種類についても、しっかり覚えておきましょう。

大美賀 直子

執筆者:大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

パワハラの悩みは1人で抱えない

人の尊厳を踏みにじるようなひどい言葉をかけられたり無視されたりすると、気の弱い人は「自分は価値のない存在であり、周りに迷惑をかけている」と思わされてしまいます。そして、その思いを誰にも相談できず、1人で悶々と悩み、憂鬱を深めて精神疾患にまで展開させてしまうことがあるのです。

だからこそ、職場で理不尽な言動を受けて強いストレスを感じたら、周りの信頼できる人に相談することが大事です。社内の相談窓口、労働組合、全国の労働局の総合労働相談コーナー、地域の男女共同参画センターなどが代表的な窓口です。

検索サイトで、お住まいの地域名と「労働相談」を入力して検索する(例:「東京 労働相談」)と、NPO、労働組合、ユニオン等のホームページがたくさん掲示されていますので、相談しやすいところにアクセスしてみるのも一案です。

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