愚痴・悪口常習者には
どう対処したらいいの?

愚痴・悪口は適当にあしらい、一線を引くのが鉄則
自分勝手な愚痴・悪口は適当にあしらい、一線を引くのが鉄則
では、相手が愚痴・悪口常習者の場合には、どうしたらいいのでしょうか?一般的な対策として以下の4つのポイントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。(ただし、うつ病など心の病の可能性のある場合を除く)

1) フラットな表情で「ふ~ん」と言って受け流す

愚痴・悪口には、同情・同調は絶対NGです。「ほんと嫌だよね~」「やな奴だよね」などと言っていれば、その場の雰囲気を壊さずに済むと思うかもしれませんが、このように同情・同調していると、次回も必ず話を持ちかけられるようになります。

基本的態度は、感情のこもっていないフラットな表情で「ふ~ん」「あ、そうなんですか」などと言って受け流すことです。「ちょっと冷たいんじゃない?」と思われるくらいの態度の方が、相手のエスカレートを止めることができます。また、相手も自分の行為に冷静に気づくことができるでしょう。


2) 愚痴・悪口仲間の派閥を築かない

いつも同じような愚痴・悪口を言う人からは、「今日も飲みに行かない?」などと頻繁に誘われるものです。孤立を恐れて毎回参加しているうちに、ついつい自分も愚痴・悪口を話していることも、少なくないでしょう。

しかし、愚痴・悪口仲間としての「派閥」が築かれてしまう前に、一線を引くことが大切です。誘いを受けているうちに断りにくくなりますし、利害がある場合には、情緒的な問題から人間関係のトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

具体的には、いつも誘われるようなら適当に断る。参加しても、愚痴・悪口は1のように「ふ~ん」「あ、そうなんですか」という態度で受け流すことが大切です。


3) 「聞いてくれてありがとう」の言葉を言える相手か

「愚痴・悪口を聞く」という行為は、酔った人の介抱をするのと同じようなものです。仲間がたまにやりきれなくて酔ってしまった場合、介抱してあげるのが親切であり、思いやりです。しかし、会うたびに感情に任せて泥酔され、介抱させられるのは「失礼」以外の何物でもありません。

愚痴・悪口は我慢できなくなったときだけ、そっと打ち明けるのがマナーです。そして、聞いてくれた相手には心から感謝し、いずれは自分も同じ分だけ相手の話を聞いてあげなければなりません。

そうした思いやりもない人の愚痴・悪口に付き合っていると、自分の精神衛生のリスクの方が高くなります。上司が部下の話を聞くなど、立場的な役割を除けば、自分勝手な愚痴・悪口は適当にあしらうのがコツです。


4) カウンセリング機関を紹介してみる

あなたが愚痴・悪口を聞かなくなると、相手はたまった気持ちをどう処理したらいいのか分からずパニックになったり、なじったりすることもあるでしょう。

そういう場合には、カウンセリング機関を紹介するのがお勧めです。地域の女性センター男女共同参画センターなど無料で相談できるところもありますし、電話で相談できる機関もあります。連絡先を調べて渡し、必要があれば自分自身で連絡を取るように促してみるといいでしょう。

カウンセラーは「話を聞く」プロですから、「こんなことを話していいの?」などと躊躇する必要はありません。また制限時間も決められているため、友人にだらだら話すような甘えもなく、自分のモヤモヤに向き合いやすくなるでしょう。心の病の可能性がある場合には、精神科、心療内科を調べてあげると親切です。
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