「ブログ」をセルフセラピーにする5つのコツ
書きたいことがなくても、とにかくブログを立ち上げよう! |
(1) 特に書きたいことがない場合、
「大きな1つのテーマ」について書く
「特に趣味もないし、仕事も面白くないし、書きたいことがない」という人でも、とにかくブログを始めてしまいましょう。
公開する以上、何らかのテーマを掲げる必要がありますが、それは「大きな1つのテーマ」でいいのです。月並みかもしれませんが、「僕が見た風景」「30'sライフ通信」といったようなテーマでOK。
制約少なく書けるテーマの方が、ブログを心理療法的に役立てるには最適です。
(2) 日常の小さなネタを拾う
「ネタに困る」と悩む人ほど、大きな出来事や目新しい事件ばかり書こうとする傾向があります。むしろ、日常に起こる瑣末な出来事を拾って書いたほうがいいのです。
「今日の癒しのランチ」「ついにこれを買った!」「○○公園で見たモノ」など、半径約2メートル範囲で起こっている物事について、自分なりの思いや感想を書くと、自分の感じ方、考え方を振り返りやすくなります。
(3) 内容は「ポジティブ寄り」に
イヤな気持ちばかり吐き出すブログでは、自分は変われない! |
ブログでは、体験と気持ちを正直に書かなければ、意味がありません。読む人を意識しすぎて、飾ったり、歪曲された文章は、セルフセラピーとしては役に立たないどころか、逆効果です。
ただし心理効果をアップさせ、気分を良くするためには、やはり書く内容や表現は「ポジティブ寄り」であることが大事です。
それには、負の表現より正の表現を心がけるのがポイント。ネタが「~はムカつく!」「~ではダメだ」という負の表現だらけのものにならないよう注意し、「~がよかった」「~でほっとした」というような正の表現で書けるネタを意識的に選んでいくことが大事です。
これを続けると、物事をポジティブな方向に選んでみるクセが養われるようになります。
(4) 自分にノルマを課さない
ブログ更新は、あくまでも「お楽しみ」の範囲内でやるのがコツ。それには、負担なく続けることが前提です。
文章量にはこだわらなくてもいいですし、「毎日更新」「毎回違うテーマ」「アクセス数目標」「写真掲載必須」のようなノルマを課さないこと。「自分らしい毎日を、楽しく記録して発信する」これが基本です。
(5) まとめなくていい
文章の最後に、「~はいいことだ」「~すべきだ」というような「まとめ」は必要ありません。まとめに捉われず、エピソードと素直な「感じ方」の表現に力点を置くようにしましょう。
たとえば、ウォーキングをテーマにしたとき、「ウォーキングとは~」「なぜ健康にいいか~」という「まとめ」の文体に偏ってしまうと、素直な「感じ方」がイキイキと伝わりません。むしろ、「新しいシューズを買った!」「足を伸ばしたらいい店を見つけた!」というような「ひとコマ」を数多く書くようにしましょう。
以上のようなポイントを参考にぜひブログを続け、文章を通じて自分の感じ方、考え方を整理してみてください。ブログは、自分の日常を素直に表現できる場所。ぜひ、自分の感じ方、考え方を整理するためにも、利用してみるといいですね。