夏バテを引き起こす「夏ストレス」とは

冷房の冷えで夏バテはますます深刻に!

冷房の冷えで夏バテはますます深刻に!

「夏バテ」は、夏特有の環境的要因により自律神経が乱れ、身体の機能が低下することです。過酷な気候だけでなく、冷房による急激な寒暖差も、自律神経への大きな負担になります。主に次のような症状が現れます。
  • 眠りが浅くなる、睡眠時間が短くなる
  • 食欲が進まない
  • 体がだるい、疲れを感じる
  • 体の冷えを感じる
  • 水分のとりすぎでむくむ
こうした夏バテを解消するには、しっかり食べる、しっかり眠る、適度に運動をする、という夏バテ対策が必要です。しかし、こうした基本的な対策をしても体調が回復しない場合、何を見直す必要があるのでしょう? 夏特有の行動や心理の要因、いわゆる「夏ストレス」の影響を考えておく必要があります。
 

夏ストレスの原因1:「アクセル全開」がストレスの元

楽しいことがありすぎて、無理をしていませんか?

楽しいことがありすぎて、無理をしていませんか?

夏は、他の季節よりも気分が開放的になります。そのため、特にプライベートで無理をすることが増えがちになります。たとえば、次のようなことが「夏ストレス」を引き起こす原因になっているかもしれません。

■日中の猛暑を避け、涼しい夕方から活動的になる
 残業の頑張りすぎ/デートは夜から、など

■夏休みのスケジュールは、アクティブな活動ばかり
 海水浴、花火大会、登山など/夏休みイベントで1日中歩き回る、など

■お酒を飲みすぎたり、オールナイトで遊んだりする
 夕涼みがてらのはしご酒/オールナイトフェス、ライブ、など

上のような活動は、ワクワクして興奮します。脳は楽しい活動で興奮すると、さらなる快楽を求めて、もっともっと活動したくなります。とはいえ、いくら気持ちにドライブがかかっても、体力には限界があります。楽しさに任せて無理をしてしまうと、気づかぬうちに体が疲弊し、ある日突然、気力が萎えて、心身共にばててしまうかもしれません。
 

夏ストレスの原因2:夏の「人疲れ」

夏には義理の付き合いが増えます

夏には義理の付き合いが増えます

さらに、夏には次のようなお付き合いが増えます。

■離れて暮らす親族と久しぶりに会う
 子どもを連れて実家に滞在/お盆に親戚が集まり供養、など

■レジャーを通じて人付き合いが増える
 地域の交流でバーベキュー/子どものスポーツの試合の応援、など

■暑気払いの飲み会が増える
 終業後のビヤガーデン/涼みがてらの二次会、三次会、など

このように、家族を介した付き合いや地域や職場での会合、つまり義理のお付き合いが増えるのが、夏。気心の知れた相手となら楽しく過ごせても、義理で付き合う相手と長時間過ごすと、どうしてもストレスが溜まってしまうものです。

きっぱり断るほど避けたいわけではないし、「付き合いが悪い」と思われたくはない。「気が利かなかったかな?」など、何かと気を揉んでしまう。酒の勢いで不愉快なことを言われ、帰宅後も嫌な気分が持続してしまう。このように、夏には義理のお付き合いによるストレスも抱えやすいのです。
 

夏ストレス対策法! 上手にストレス解消するコツ

夏こそたっぷり身体を休めよう

夏こそたっぷり身体を休めよう

では、こうした「夏ストレス」を解消するにはどうしたらいいのでしょうか? まずは以下の4つを心がけてみましょう。

■開放的な夏は、「ほどほどに楽しもう」を合言葉に
そもそも、暑さや冷房による冷えだけでも自律神経への負担が大きいのに、さらに興奮して無理をすると、心身は悲鳴を上げてしまいます。「夏だから、思い切り楽しもう!」より、「夏だから、ほどほどに楽しもう!」を合言葉にしましょう。

■週1日は、「骨休めの日」をとる
心身を癒すには、物理的に身体を休める時間をもつのが効果的です。そのためには、週1日は「骨休めの日」を設けましょう。骨休めとは、骨を休めるようにゆっくりリラックスして過ごすこと。誰にも気を使わず、何の予定もなく1日を過ごすことで、溜まった疲れが体の芯から癒されます。

■夏休み限定イベントは、間をあけて計画
展示会、フェス、花火大会など、この時期限定のイベントに連続で参加すると、楽しくても疲労は蓄積します。すると、せっかく参加したそれぞれのイベントの記憶や印象も、薄れてしまうでしょう。厳選したイベントを週1回までにするなど、間をあけて予定を組むようにしましょう。

■義理のお付き合いは、時間制限とメリハリを
義理のお付き合いで、長時間お酒や食事を共にしたり、1日中行動を共にすると、気疲れしてしまうでしょう。日中一緒に過ごしたら、夜は早めに帰る、飲み会は一次会までにするなど、義理の付き合いには時間制限とメリハリが必要。家族や仲間にもあらかじめ、都合や希望を伝えておくとよいでしょう。

このように、「夏ストレス」はちょっとした心がけや工夫で、軽減することができます。ただし、こうしたことに気を付けても体調が回復しない場合、治療すべき疾患があるのかもしれません。早めに医療機関に相談しましょう。この夏は、夏ストレスをためないように気をつけてくださいね!


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