食と健康/食と健康の基礎知識

外食・中食は、塩分の過剰摂取に気をつけよう(2ページ目)

1日の食事のうちの何回かを、外食や中食に頼ることは珍しいことではありません。外食や中食は便利ですが、けっこう塩分やカロリーが高いことが気になります。今回は、外食・中食の塩分と、その対策法を取り上げます。

南 恵子

南 恵子

食と健康 ガイド

NR・サプリメントアドバイザー

NR・サプリメントアドバイザー、フードコーディネーター、エコ・クッキングナビゲーター、日本茶インストラクターなどの資格取得。現在、食と健康アドバイザーとして、健康と社会に配慮した食生活の提案、レシピ提供、執筆、講演等を中心に活動。毎日の健康管理に欠かせない食に関する豊富な情報を発信していきます。

...続きを読む

外食・中食で選びがちなメニューの塩分は?

うどん
うどんなどの麺類は、汁も全部飲んでしまうと、意外に塩分が高いのです。
外食・中食で買いやすい商品には、どれほどの塩分が含まれているでしょうか。

1品の料理に含まれている塩分の目安
メニュー 1食分に含まれている塩分の目安
かけそば 6.4g
ラーメン 8.1g
にぎり寿司 2.6g
ちらし寿司 4.8g
牛丼+若目と豆腐のみそ汁+ショウガの漬け物 7.7g
天丼+お吸い物+お漬け物 5.6g
のり弁当 4g
ボンゴレスパゲティ 3g
焼きそば 3.5g
ミックスピザ 5.3g
ハンバーガー 1.4g
チキンカツサンドイッチ 2.2g
インスタントミックス焼きそば 6.4g
*五訂増補 食品成分表より
「エネルギー早わかり」「塩分早わかり」/女子栄養大学出版局


上の例から見て、もしも朝食用にコンビニでチキンカツサンドイッチを買って食べ、ランチはラーメン、夜はコンビニで買ったのり弁当、これだけで約14g。これにもしもお夜食でインスタントの焼きそばでも食べようものなら・・・。けっこうな量の塩分をとってしまいます。

またハム・ソーセージ・お漬け物、乾物などの加工品類は、保存のためという目的も含めて、また製造法としても、塩分が多いものか多いので、気をつけましょう。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます