ハチミツ使う際の注意点
ハチミツは、その採取する花によって色や香り、成分も異なります。 |
・ボツリヌス症(乳幼児)
ハチミツには、まれにボツリヌス菌の胞子が含まれていることがあります。一般的には、ハチミツの中でボツリヌス菌が繁殖して毒素を作ることはなく、危険性はほとんどないとされていますが、消化器官が未発達な乳児の場合は、万が一のことを考えて、1歳未満の乳児には与えないようにしましょう。
・アレルギー
ハチミツは、様々な花蜜からできているため、特定の植物に対するアレルギーがある場合は、花蜜が何かきちんと表示されているものを選びましょう。深刻なアレルギー症状が出やすソバのハチミツなどもありますから、注意が必要です。
・100%のものを選ぶ
販売されるハチミツは食品添加物も含めて、ハチミツ以外のものを添加して作られてもいけない事になっています。値段が安いものの中にはは、異性化液糖(トウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモ等のでん粉を分解した糖質甘味料)が混入されているものなどもあるようです。表示をチェックし、純粋な100%のものを選ぶようしましょう。
・食べすぎは肥満のもと
上白糖などの精製した糖類と比べると、様々な成分が含まれているために100g中のカロリーは低いのですが、やはり糖質を過剰にとりすぎると、中性脂肪を増やす原因にもなりますので、食べ過ぎは禁物です。何事もほどほどを心がけてください。
白くなっても大丈夫
ハチミツは、密閉して日のあたらないところに置いておけば、半永久的に保存する事ができます。低温になると結晶化して白く濁りますが、温めるともとに戻ります。
花蜜の種類によって異なる個性
ハチミツは、蜂が集めてきた花蜜を巣の中で酵素によって変性させたものです。花の種類によって味、色、香りなどはもちろんのこと、抗酸化成分なども違います。日本で多くとれるのは、レンゲやアカシア、ミカンやリンゴ、世界で最も生産量が多いのがクローバー、他にソバやラベンダーやクリ、トチ等があります。
またハチミツには、植物の花蜜に由来するものと、甘露はちみつという植物の生組織上で植物の汁液を吸う昆虫の排出物または、植物の生組織上からの分泌物に由来するはちみつがあります。この甘露ハチミツは通常の花はちみつ以上に、疾患に対抗する抗酸化物質レベルが高いそうですが、甘露はちみつは、世界でも限られた場所でしか生産されていないそうです。
こちらに、ハチミツを活用したレシピがたくさん紹介されています。
ハチミツ健康レシピ(サクラ印ハチミツ)