ハチミツに含まれる栄養素や成分は?

古くから食用や薬用として重宝されてしたハチミツには、どのような栄養素や成分が含まれているのでしょうか?


ハチミツに含まれる主な栄養素
   熱量(kcal) 水分(g) たんぱく質(g) 炭水化物(g) 鉄(mg) 亜鉛(mg) ビタミンB1(mg)
ハチミツ 294 20 0.2 79.7 0.8 0.3 0.01
上白糖 384 0.8 0 99.2 - 0 0
*五訂増補 食品成分表より   

ハチミツの主成分は炭水化物、いわゆる糖質で、果糖とブドウ糖が多く含まれています。どちらも単糖類なので、すぐに消化吸収されエネルギーとして使うことができます。この為カラダが胃や腸に負担をかける事もなく、カラダの弱い人や子どもやお年寄り、疲れた時や運動中のエネルギー補給に優れた食品です。

ハチミツは古くから防腐・抗殺菌作用があるとされ傷薬などとして活用されていました。また老化、美肌作用等があると語り継がれてきました。東洋医学でも、ハチミツは、保湿性があり乾燥状態の肌を改善し、また胃腸の機能を高める、解毒作用があるとも言われています。私も、時々ヨーグルトとハチミツ、小麦粉を混ぜたパックをしますが、お肌がしっとりとします。

この老化や美肌などによいと言われたり、またその他の作用に役立つ成分は、近年になって有機酸や活性酸素などを抑制する抗酸化物質が多く含まれてるためで、抗酸化物質とは、花の花粉に植物性色素のフラボノイドなどが含まれているためではないかと考えられています。

腸内環境を整える

カリンの蜂蜜漬け
カリンをつけ込んだハチミツをレモンとお湯で割って飲むホットレモネードも、風邪の手当法。
ハチミツには、次のような成分が含まれ、便通改善などの整腸にも役立つと言われています。ヨーグルトとハチミツの食べ合わせは、腸の健康には相性の良いものと言えそうです。

・ グルコン酸 ブドウ糖が酸化したもので、有機酸の中で唯一大腸に到達し、善玉菌のビフィズス菌を増やし、悪玉菌を抑制することで、腸内環境を整える作用があります。
・ オリゴ糖
イソマルトオリゴ糖は、蜂蜜や味噌、しょうゆに含まれ、腸内の酵素により緩やかに分解され、俗に「ビフィズス菌の栄養となり菌を増殖させる」、「腸の健康を維持する」、「便通を改善する」などといわれている。

他にも米国蜂蜜協会によりますと、ハチミツがLDLコレステロールによる酸化を軽減する、カルシウムとはちみつを一緒に摂取することで体内のカルシウム吸収率が高まるなどの研究報告などをしています。