療養食・食事療法/消化不良・便秘・下痢など消化器系の療養食

50歳からの便秘対策(2ページ目)

便秘は年齢に関わらず、多くの人が悩まされる症状です。しかし、セカンドライフ世代の便秘の原因や改善方法は、違った視点からのアプローチが必要です。水分量、運動量、腸の機能、薬の服用などもみてみましょう。

一政 晶子

執筆者:一政 晶子

管理栄養士・米国登録栄養士(RD) / 栄養管理・療養食ガイド

腸の働きを活発にする方法


■水分をしっかり補給する
食事の時だけではなく、食事の合間も意識して水分を摂取するようにしましょう。喉が渇いたと感じる時点では、すでに水分が不足している状態です。水分を十分摂取していないと感じる人は、一日コップ6杯からはじめてみましょう。

■体を動かす
運動習慣のない人は、体調に合わせて散歩に行ったり、庭の手入れをしたり、買い物に少し長くでかけてみましょう。体を動かすことで、腸の動きを刺激するといわれています。

■薬の種類を再確認
高血圧の薬や痛み止めの薬を使っている人で、便秘に悩まされている場合は医師に相談してみましょう。薬を変更したり、必要に応じて便秘薬の処方などをしてもらいましょう。

■食物繊維をしっかり摂取
不溶性食物繊維は、便のカサを増やし便秘改善に役立ちます。不溶性食物繊維を含むものには、納豆、落花生、玄米、枝豆、さつまいも、グリーンピース、オクラ、さといも、えんどう豆、切干しだいこん、おからなどがあります。毎日の食事に意識して取り込みましょう。食物繊維のサプリメントを摂取している人は、十分な水分摂取を心がけましょう。水分が不足していると逆効果になる場合もあるといわれています。


いかがでしたでしょうか? 不快な便秘を改善しましょう!


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