麻疹の治療法は
予防接種が一番の特効薬になります |
それぞれの症状に応じた治療になります。
- 咳→咳止め・鎮咳剤・去痰剤(痰きり)
- 鼻水→風邪薬
- 発熱→解熱剤
- 発疹
- 眼球結膜充血・目やに→点眼薬
特に、脱水に注意が必要です。合併症にも注意していく必要があります。
開発途上国では、ビタミンAが麻疹の死亡率は低下させるという報告があります。
以上、特効薬がないので、予防が一番です。
予防接種が効果的で、有効率(予防接種によって発症を予防できる率)は95%以上です。
アトピーでの予防接種の注意点は、予防接種の注意点 特にアトピーではをぜひ参考にしてください。
免疫力が落ちている人が、麻疹患者と接触すると、重症になりやすいので、接触から3日(72時間)以内に、免疫グロブリン(ウイルスを中和する体の免疫成分)を使用すると、発症が予防できます。
もし、かかったときに、学校や幼稚園などに登園・登校できるのは、解熱後3日以降です。ちなみに、出席停止なので、欠席日数として、カウントされません。
アトピーと嘔吐下痢・風邪でアトピーが悪化する?・RSウイルスはアレルギーを起こすでも説明してますが、ウイルスに対する特効薬はないのです。
普段から、免疫力を低下させないようにすること
手洗いやうがいなどで病気を予防すること
が大切です。
空気感染:飛沫感染と違い、病原体そのものが空気中に飛んで拡がる。粒子は小さいため、広範囲に病原体が拡がる。代表的な病原体は、水痘(みずぼうそう)、結核、そして、今回の麻疹(はしか)である
アトピーと病気シリーズ
【第1回】アトピーとインフルエンザ
【第2回】アトピーと嘔吐下痢
【第3回】アトピーと水虫
【第4回】プール熱・はやり目の原因は?
【第5回】風邪でアトピーが悪化する?
【第6回】RSウイルスはアレルギーを起こす
【第7回】麻疹(はしか)って!? アトピーへの影響
<参考リンク先>
大流行の麻疹(はしか)の予防は可能か(All About 家庭の医学)
教えてドクター!Q&A vol.16 麻疹(はしか)の知識と対処法(All About 子供の健康)
要注意!10代を中心に麻疹が流行中(All About 子供の健康)