ディベロッパーの意識も変化

シェルゼ木場公園
現在公表されているマンションで、唯一全項目で3つ★★★がついているシェルゼ木場公園。外断熱で耐久性や省エネに配慮されている
東京都によれば、制度スタートから1年。平成17年10月から平成18年9月末の段階で59物件のマンションが評価されました。(販売時期を迎えた11物件が公表中)

59件のうち、断熱性で★★★は、15%、省エネで★★★は36%、長寿命で★★★は12%、みどりで★★★は、44%となっています。

各項目で、90%以上のマンションが★★を達成。半数以上のマンションが、少なくとも1項目は、★★★を達成しています。

また、制度施行時と比べディベロッパーの取り組みも変化し、最近では環境性能表示を意識した商品企画も行われつつあるようです。実際、評価の状況は、制度導入当初より★の数が増える傾向にあるようです。

東京都以外の自治体でも、建築物総合環境評価システム(CASBEE 国土交通省が基準を提示)をもとに、自治体独自の建築物の総合性能評価の仕組みがスタートしています。川崎市や横浜市などがHP上での公開をスタートしています。

こうした、マンションの環境を含めた性能評価の動きは今後大きくなりそうです。長期的には、中古の流通の際にも大きな影響が出るかもしれません。各自治体のこうした取り組みと、良質な住宅ストック形成の動きは今後注目したいと思います。

 
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