マンション相場・トレンド

60階建や14億超も 最新マンショントレンド

例年数多く供給されるマンションマーケットで、人気になるマンションには、際立つ違いがあるはずです。日本最高層の60階建てタワー「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」、東京ミッドタウンも身近な六本木の高台の邸宅街に建つ最高価格14億3000万円の「プラウド六本木」などを例に人気を生み出すその違いとは何かを考えます。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

日本最高層60階建てタワー「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」が完成

近年のマンション人気傾向として一つ目に挙げたいのが値頃感のある大規模タワーマンションです。日本最高層となる地上60階建て・都内最高層の208.97mを誇る「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」(三菱地所レジデンス 相鉄不動産 丸紅)もその一つです。販売開始は、2015年2月14日で、2015年12月までに777戸の販売住戸が完売するという驚くべき売れ行きだった同物件。際立つ高さだけでなく、33.90平米~156.99平米が3198万円~3億5000万円、最多価格帯6100万円台のお手頃な価格設定も人気の要因でした。
「ザ・パークハウス西新宿タワー60」の外観

「ザ・パークハウス西新宿タワー60」の外観

「つなぐ」をコンセプトにした様々な取り組みが特徴的で、居住者同士と地域のコミュニティを育むエリアコミュニティ支援プログラムや植物や生物の中継点としての自然を育む公開空地「結いの森」の創出や生物多様性保全の取り組みで集合住宅として初めてのいきもの共生事業所認証(ABINIC認証)を取得しています。
「ザ・パークハウス西新宿タワー60」の結の森

「ザ・パークハウス西新宿タワー60」の結の森

完成した「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」を見学するとランドスケープの美しさや豪華なエントランスなどの共用部、多彩な共用施設が備わっておりとても魅力が盛りだくさんです。売り出し時の価格を考えると大変リーズナブルな印象を受けます。
エントランスファサード

「ザ・パークハウス西新宿タワー60」のエントランスファサード

穏やかな風合いの御影石と天然大理石粉を用いたイタリア風漆喰を基調とした空間の「グランドラウンジ」は、ホテルライクな温かみのある空間に仕上がっています。
グランドラウンジ

「ザ・パークハウス西新宿タワー60」のグランドラウンジ

2階には、フィットネスジムやクリエイティブスペース、ミーティングスペースを用意。木質感溢れる床材や建具を用いた170平米もの「GARDEN」は、パーティールームやゲストルームとしても使える空間。どの空間も器具や素材、家具の選定にもこだわりを感じます。
共用スペース「GARDEN」

共用スペース「GARDEN」


44階にバーテンダーのサービスのあるビューラウンジ&バー
共用棟「フォレストハウス」には「縁側」をテーマにしたスペース

共用施設は、見晴らしの良さを活かしたビューラウンジ&バー「SKY」(44階)、ゲストルーム(44階)がとても魅力的。空が澄んだ日には、富士山の雄大な姿が目に入ります。ゲストルームは、和洋2タイプありともに富士ビュー。知人のおもてなしにも最高です。
ビューラウンジ&バー「SKY」

「ザ・パークハウス西新宿タワー60」のビューラウンジ&バー「SKY」

暮らしを彩る多彩なサービスが用意されているのも特徴です。ビューラウンジの広さは、約130平米もありバーテンダーによる上質なサービスも受けられます。仕事帰りに立ち寄ってカクテルを飲むのも粋な感じがします。
ビューラウンジ&バー「SKY」

「ザ・パークハウス西新宿タワー60」のビューラウンジ&バー「SKY」

ビューラウンジの広さは、約130平米もありバーテンダーによる上質なサービスも受けられます。仕事帰りに立ち寄ってカクテルを飲むのも粋な感じがします。

共用分もう一つの見どころが共用棟「フォレストハウス」。「結いの森」を望むロケーションを活かし、木の触れ合いを通じて多世代の交流を楽しむ空間として、「東京おもちゃ美術館」監修による日本家屋の「縁側」をテーマにした約280平米の交流スペース「ENGAWA(エンガワ)」を整備。国産木材をふんだんに使用し、良質な木製のおもちゃも用意されます。
「ENGAWA」

「ザ・パークハウス西新宿タワー60」の共用棟内の「ENGAWA」

実際の「ENGAWA」を見るとあちらこちらで木のぬくもりを感じとても心地が良い印象です。窓越しの陽射しを浴びながら子供と一緒に家族で遊ぶにはピッタリの場所です。
「ENGAWA」

「ザ・パークハウス西新宿タワー60」の共用棟内の「ENGAWA」

「SKYSタワー&ガーデン」や「トミヒサクロス」など近年人気になった値頃感あるタワーは、多彩な共用施設が揃った物件が多い。2017年も「パークタワー晴海」
「シティタワーズ東京ベイ」など手の届きやすい大規模タワーに注目が集まっていますが、魅力的な暮らしがリーズナブルに享受できることも人気の理由かもしれません。

次のページでは、「プラウド代官山猿楽町」「プラウド六本木」を紹介します。
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