夏バテとうつ病の症状には重なる部分が多い

夏バテに限らず、疲労の原因は大きく、肉体的疲労と精神的疲労の2つに分ける事ができます。肉体的な疲労は肉体にかかる負荷に比例し、体を休ませていれば、疲れは次第に取れるものですが、精神的な疲労はじっとしていても取れ難いものです。夏バテに心の要素が強くないかどうか、以下の事柄があるかどうかチェックしてみましょう。
  • 朝起きた時、一番、ぐったりしているが、夕方になるとだるさが軽くなる
  • 例年の夏と同じように過ごしているのに、だるさが強い
  • 仕事が終わると、うそのように体が軽くなるなど、環境に起因している部分が多い
  • 十分、休息したはずなのにぐったり感が取れない
  • 軽く運動した後、心身が爽快になる
こうした時は夏バテに心の要素がかなり強く現われています。また、夏バテ症状として、睡眠不足、食欲不振、便秘、下痢など自律神経系の不調による症状が現われやすいですが、これらは精神的な負荷がある時にも出現しやすいです。こうした症状とうつ病の初期症状は症状の強さ、持続期間を除けば大差がなく、夏バテと思い込んでしまうと、仮にうつ病だった場合、それを見逃してしまう事になります。

もしも、「ぐったりしていて、とても物事をこなせるような状態ではない」、「やらなければならない事が山済みだが、イライラして全然集中できない」といった場合や、通常の夏バテ対策が効かず、2週間以上も心身の不調が生じている場合は心の病気に近い状態になっているかもしれません。

うつ病は早期発見が予後を決める重要な要素です。暑い時期でも、心の病気へのアンテナをしっかり張って置きましょう!
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