腰痛/腰痛の予防・解消法・体操・ストレッチ

初級編 アクティブヨーガで腰痛予防!(3ページ目)

アクティブヨーガは、アメリカで大流行しているパワーヨーガをアレンジしたマインド・ボディコンディショニングエクササイズです。一日の少しの時間をアクティブヨーガに使い、肩こり・腰痛の予防をしてみませんか?

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

その1 肩周り、背中、腿の裏側も刺激しよう(ダウンワードドック)


写真のタイトル
ダウンワードドックのポーズをとりながら、ゆっくり鼻で呼吸をする練習をしてみましょう。
このポーズは、両手両足の4点で体重を支えます。手を広げ、しっかりと大地をつかむようなイメージで行います。(長い廊下を雑巾がけするような)最初はつらく感じるかもしれませんが、アクティブヨーガでは休憩の意味合いも・・・。

重い頭を支えている頚椎(首の骨)には、大切な神経が集まっています。頭を下に下げる体勢をとるため、無理をして首を痛めないようにしましょう。目線を足の指へ運ぶと良いでしょう。

写真のタイトル
ダウンワードドックのポーズ正面から見てみましょう。肩をすくめないようすることがポイントです。
*ダウンワードドックのチェックポイント*
ダウンワードドックは、足の裏全体が床につくように行います。しかし、足首が硬い場合は、膝が曲がり、かかとが床に着かず浮いてしまうため、このポーズでは足首の硬さを自覚することもできます。
肩甲骨が浮き上がってしまう時は、肩に力が入りすぎて、首や肩周りのが緊張している状態です。肩の力は抜きましょう。


その2 骨盤を前に押し出すポーズ!(ウォーリア-1)


写真のタイトル
骨盤を前に押し出すポーズなので、腰の筋肉がストレッチされます。
前後に足を開いた時に足の位置に注意します。前足のかかと内側延長線上に、後足のかかとがくるようにすると、比較的楽にポーズをとることができます。この時、後足の小指が浮かないように、足裏全体で床を押すようにふんばります。

足はその状態で、腰をねじり骨盤を前に押し出します。この動作を左右行い、骨盤がうまく前へ押し出せないほうがあれば、左右の筋肉の硬さの違いや骨盤の歪みなどが生じている可能性も・・・。


写真のタイトル
こちらは膝の位置、角度が正しい状態です。


正しい膝の位置は、床に対して前足の膝が垂直です。これが、下の写真のように内側へ入ると、膝がねじれてしまいやすいので注意が必要です。体幹は、骨盤の上へまっすぐにおろすように移動させます。腰を反らさないようにしましょう。かえって、腰に負担がかかってしまいます。





写真のタイトル
こちらは膝の位置、角度は、膝に負担のかかる状態です。
ウォーリア-1のポーズでは、両腕を上に挙げて保持します。この時の注意点は、腕は挙げても肩は挙げないということです。肩の位置は下ろすように意識し、首を長く伸ばすようにしてポーズをとりましょう。(写真協力:植木恵子先生)

毎日が忙しいと、なかなか自分の体のアンバランスに気付くことが難しいですね。しかしエクササイズを生活の中に取り入れることで、デスクワークが長時間だった日は、いつもよりも筋肉が硬く左右差があるなど、筋肉に負担がかかっていたことに気付くことができます。そのような発見があると楽しく続けられますよ!次回、中級編をお楽しみに!

お問い合わせ :ZAVASスポーツクラブ川崎 久保田吉浩先生
取材協力:スポーツクラブNAS港北


*アクティブヨーガで腰痛予防!関連リンク*
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で腰痛対策用品を見るAmazon で腰痛対策グッズを見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます