総じて下落傾向だが物件ごとに異なる
野村不動産アーバンネットが実施した、四半期ごとのマンション価格定点調査によると、都心部や城南エリアなどの価格動向は弱含みで推移しています。但し直近の3ヶ月をみてもエリアや物件によって価格動向はまちまちで、最近、新築分譲マンションの価格上昇が著しい中央線沿線などは堅調に推移しています。また、過去3年間の住宅地の価格上昇率が最も高くなった港区のマンションは、年間変動率がマイナスに転じている物件も目立ちます。「中古マンション」価格動向(平成20年4月1日)東京23区一部抜粋 出典:ノムコム(野村不動産アーバンネット) |
住宅地の下落が都心部で大きいように、景気の先行きが不透明な中では、購入層が富裕層に限られる都心部のマンション価格は当面は下落傾向が続くかもしれません。
次のページでは、今のトレンドを受けたマンション選びのポイントを考えます。