ドライアイ/目の健康・アイケア

目から考えるアンチエイジング

時を重ねるに従い、体とともに目も老化し、機能に影響を与えていきます。米国にてアンチエイジング研究で有名なテリー・グロスマン先生の講演「目から考えるアンチエイジングのすすめ」のポイントをお伝えします。

執筆者:高林 克枝

健康的な目
目にもアンチエイジング対策が必要です。
歳を重ねるに従い、体とともに老化していく目の機能に影響を維持するにはどうしたらいいのでしょうか。

そこで今回は、アメリカにてアンチエイジング研究で有名なテリー・グロスマン先生の講演「目から考えるアンチエイジングのすすめ」のポイントをお伝えしたいと思います。(ロート製薬主催、2005年9月)



目のアンチエイジングのポイントは?


目の老化を防ぐために大切なポイント3つとはどんなことでしょうか?

1)毎日の食事

グロスマン先生は、"You are what you eat."「あなたの体は食から成る」と語ります。

普段の栄養の取り方が、老化に影響を与えることになるようです。バランスよく食べることが大切なのはよく知られていますが、同じ栄養素の中にも、目によい食品、とりすぎに注意すべき食品というものがあるそうです。例えば三大栄養素の場合でも、以下のように目への影響が分かれます。

<炭水化物>
よい  : 胚芽米
注意 : ポテト・シュガー・白米・白パン

<たんぱく質>
よい  : 魚・豆腐・豆類
注意 : 赤肉・脂ののった魚

<脂質>
よい  : オリーブ油・アボガド・ナッツ類
注意 : 揚げ物・マヨネーズ

そして、食べ過ぎない、つまり日本でも古くから言われるように「腹八部」がよろしいとのこと。


2)サプリメント摂取

食事ではとりきれない、アンチエイジングをサポートする成分も、サプリメントで簡単にとれます。

サプリメントについて、グロスマン先生は専門的な研究を続けていて、独自の配合でオリジナルの製品も開発しているそうです。このコンセプトを生かして、日本ではロート製薬が開発をしています。


サプリメントの力に期待したいところです。

3)紫外線予防

「紫外線は、夏だけ気をつければよい」と思っていませんか? 角膜炎や白内障なども要因にもなる紫外線は、季節やお天気に関係なく射しています。美容にも、目の健康のためにも、紫外線を防ぐ工夫をしましょう。

特に紫外線量が増える時期は、帽子やサングラスを利用し、レジャーでは長時間浴びすぎないようにご注意ください。

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