いつも「ねばならない」が
口癖になっていませんか?
![]() |
何気ない口癖の中に「本当の自分」が隠されていることもある |
「~しなくちゃ!」
「~しなきゃダメ」
「~すべきだよ」
こうした言葉をよく発するあなたは、「ねばならない常習者」です。
日常的に「~ねばならない」という発言ばかりしていると、心にストレスをためこみやすいのです。
「たかが口癖じゃない」と思う方もいるでしょう。でも、無意識に口に出てしまう言葉にこそ、自分の本質が隠されていることも多いのです。
ストレスをためこみやすい人の
性格って?
![]() |
うつ病になりやすい性格の人は、「ねばならない」を連発しやすい |
●メランコリー親和性性格
非常に几帳面で、秩序を乱されることを極度に嫌うタイプ。変化や例外に柔軟に対応するのが苦手。
●執着性性格
まじめ一徹で仕事熱心な人。手抜きを嫌い、徹底して取り組まないと気がすまないタイプ。
●循環性格
ほがらかで人当たりがよいため、陽気に見えるタイプ。しかし、一人になると落ち込んだりして、気分の浮き沈みが激しい。
このなかで、特にメランコリー親和性性格と執着性性格は、「ねばならない」発言を連発しやすい人です。また、循環性格の人も、人前では「気にしない、気にしな~い」などと軽口をたたいても、一人になると「ねばならなかったのでは?」と自分を責めたりしがちです。
このように、「ねばならない常習者」はうつ病の危険度が高いのですが、意外に本人も周りも気づきにくいことが多いのです。それは、どうしででしょう。次のページでみていきましょう。
次のページでは、あせって空回りしていませんか?&「ねばならない」から抜け出す5つの心得、についてお話いたします>>次のページへ