細川貂々さん実践の「いいこと日記」
あなたの「例外」は何ですか? |
細川さんは自他共に認める筋金入りの「マイナス思考クイーン」だったそうです。しかし、彼女をいつも励ましていた夫がうつ病になり、「一緒に憂鬱な気分に浸っていてはいけない」と、その日あったいいことだけを書く「いいこと日記」を始め、そのかいあって、夫の闘病を支え、回復まで乗り切ることができたのだそうです。その顛末は、細川さんの著書『イグアナの嫁』(幻冬舎)に描かれています。
貂々さんの「いいこと日記」は、「例外探し」の手法にとても似ています。しかも、日記として毎日具体的に書き出して、記憶に定着させたことが、よい効果につながったのではないかと思います。
ささいなことかもしれませんが、暮らしに起こる「小さな喜び」を大切にするのは、生きるための知恵です。マイナス思考に走りがちな人には、ぜひ「例外」を探してみてくださいね。