仲違いの原因は何なのか、
ノートに書き出して考えてみる
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問題をノートに書き出すことで、自分の気持ちの整理もできる人と人との関係に亀裂が生じるのには、かならず原因があるはずです。その原因を突き止めないかぎり、修復を試みても表面的な問題の解決だけで終わってしまいます。まず、次のポイントをノートに書き出してみましょう。
1. 関係が悪化したきっかけは何か?
2. 自分と相手との考え方や価値観にはどんな違いがあるのか?
3. どんな方法で相手との溝を埋められるか?
4. 実際に、どの解決方法を選ぶのがベストなのか?
解決方法に関しては、あなた1人の頭の中だけで考えても、よいアイデアが浮かばないこともあります。友人や両親、カウンセラーなどと相談して、意見を参考にしてみるのもよいでしょう。
上記「2」の考え方や価値観の違いがあっても、それが離別の決定的な要因になるわけではありません。どんなに親しい間柄でも生活を共にしていても、人にはそれぞれに個性があり、考え方や価値観は異なるものなのです。
したがって、その点を認識したうえで、お互いにどうなりたいのかを確認しあうことも、関係の修復には必要になります。
お互いのコミュニケーションパターンに
問題がありませんか?
実際に、関係が破綻してしまった人の中には、「何度も話し合ったのに解決しなかった」「話し合ってもムダだった」というケースもあります。しかし、コミュニケーションの仕方に問題があると、何度話し合っても関係修復への道は開けません。
たとえば、以下のようなことに心当たりはありませんか? コミュニケーションパターンに問題がある場合、過去にも同じようなケースで他人との間に溝が生じていることも多いのです。
・ 自分の意見を相手に伝えることのほうが多く、相手の話を聞くことが少ない(もしくは、聞き役に徹するだけで自分の意見を主張しない)
・ 相手が言い終わる前に、「つまり、○○ってことだよね」と勝手に断定してしまう
・ 感情をぶつけすぎ、相手にわかりやすく話していない
・ ひとつのテーマについて十分話し終わる前に、他の話を進めてしまう
・ 気がつくと、ダラダラ同じ話を堂堂巡りしていることがある
・ 面と向かって話し合わず、電話やメール、伝言に頼ってしまう
・ ややこしくなると、「もう、その話はいいよ」と話題をそらしてしまう
本人は、自分の話し方の問題点にはなかなか気づかないものです。したがって、友人などに「私の話し方ってどう思う?」と率直な意見を聞いてみて、見直してみることも大切です。また、相手のコミュニケーションパターンに問題があるときには、その点をやわらかく指摘してあげることも必要です。