太ももの裏側、ハムストリング筋群にアプローチ |
仙骨周りの筋肉のバランスをとります。この頃には気持ちよくウトウト・・・ |
セッション6(2003.9.12) 仙骨を中心とした背面の筋肉にアプローチ
骨盤の周りを中心にし、セッション4では脚の内側から、セッション5ではお腹側からの働きかけを行いましたが、今回は体の背面からのアプローチです。6回目にして初めて、うつ伏せの状態で施術が行われます。
特に、腰にある「仙骨」の動きを自由にするのが、今回の施術の最大のテーマ。仙骨は背骨のいちばん下に位置し、骨盤の中央にある骨です。仙骨の「セン」は「仙人」などの言葉にも使われ、神聖な意味を持つ言葉。“神にささげる骨”ともいわれてきました。仙骨は骨盤の中心に位置し、また背骨を真上に乗せているため、背中や腰の動きの基点ともなっています。
施術では、ふくらはぎの筋肉、太ももの裏側にあるハムストリング筋、お尻の筋肉のバランスを取ってゆきます。それらが緊張したり、バランスを崩していると、仙骨の動きが制限されて、それとつながる背骨や骨盤の動きも自由を失ってしまいます。セッション6でこれらの場所にアプローチすることによって、骨盤や背骨がもっと自由にイキイキと動けるようにしてあげることができるのです。
私はいままで、長くすわって仕事をしていると決まって左肩甲骨の内側にじ~んと痛みが走っていたのですが、ひょっとしたら仙骨の動きが制限されていたために、背中の筋肉も動けずに固めてしまっていたからかも!? このセッションは終始うつぶせで行われるので、ほとんどの人がウトウトしてしまうそうです。私もご多分にもれず睡魔におそわれました。
セッション6の後、体はどう変わったの?
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全セッション開始前 背中を固めるようにして、傾いていた上半身も・・・ |
セッション6終了後 軸がしっかり真中にでき、まっすぐになってきました |