体の脇の筋肉へアプローチ。私の場合、ここが硬くこわばっているそうです |
腰の両側をしっかりとほぐすことで、体の動く範囲を広げます |
セッション3 (2003.8.15) 体の側面をほぐす
1回目では主に体の前面を、2回目では体の背面を伸ばしていきましたが、3回目の施術では体の側面がテーマです。
体を前面や後面から見ると、体の中心線をイメージしやすいため、体が傾いているかどうか自分でも比較的わかりやすいですよね。しかし、「横から見て真っ直ぐかどうか」というのは自分でもなかなかイメージがしづらいので、いつも猫背になったり、弓なりに反っていたりしていても気づきにくいことがあります。そこで今回は、1回目と2回目でやったことをまとめ、体の側面を伸ばして前と後のバランスをとるのがテーマです。
前回もいわれたのですが、わたしの体は「体を支える、姿勢を保つための筋肉がきちん本来の働きをしていない状態にあり、その替わりに体(背中など)を固めることによって姿勢を保とうとしている状態」なのだそうです。
しかし、2回目の終わりごろから「いままでは寝ているときに、体に力を入れ、ちぢこませていることが多かったな」、「緊張すると、肩をすぼませることが多かったな」などと、自分の体のクセに気づくようになってきたのです。大塚先生によると、これも施術の成果なのだとか。「身体のバランスが変わってくるにつれ、今まで当たり前と思っていた自分自身の身体のイメージに変化が起き始めている」ためなのだそうです。
さて、今回でvol.1の施術は終わりですが、「3回続けてどこが大きく変わったの?」と聞かれた場合、いの一番に答えたい変化は「目覚めがすっきりするようになった」ということです。体にかかっていた余分な緊張を取り除いたことで、睡眠時に体に力が入ることもなくなり、それが目覚めのよさにつながっているようなのです。
また、「体を積極的に動かしたくなった」こともうれしい変化のひとつ。大塚先生によると「表層部分の筋膜や筋肉をほぐしたことで、体の稼動域が広がり、しなやかに体を動かせるようになったから」だそうです。
大塚先生よりひとこと 「体の緊張がとけると、柔軟な思考になれるって本当?」
「○○でなければいけない」といった、自分自身を規定していたイメージや理想、縛りといった、本来の自己の欲求を制限しているようなものは、主に身体の外側にある筋肉の緊張として表れます。こうした緊張を少し解放してやるだけでも、自己を制限していたパターン、枠組みといったものが少しゆるくなって、心身ともにいろいろ新しい「動き」が出てくるのはごく自然なことといえるかもしれません。
さらにいえば、身体の外側をまず緩めてやること(セッション1~3)が、内側の部分(コア)の働きを目覚めさせてゆく(セッション4~7)ための準備ともなっています。このコアの部分(動物的、本能的な部分、存在のための筋)を目覚めさせたうえで、外側の部分(行動のための筋、思考、自己イメージ)と再び統合して、もっとイキイキ、伸び伸びとした、以前よりも大きい枠組みを持った自分を取り戻してゆこうというのがS.I.でやろうとしていることの一つです。
セッション3の後、体はどう変わったの?
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全セッション開始前の写真。体側がアンバランスでグラグラしそうです | 体側がしっかりし、全体的に安定感がついてきました |
続きのレポートははこちら!
体の深層部(芯部=コア)へのアプローチ (セッション4~7)
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