年末は大掃除と
「人間関係の整理」をぜひセットで
大掃除は部屋の中だけでいいの?「人間関係」はグチャグチャのままで年越しですか? |
なかでも、あなたの心を煩わす「人間関係の整理」は最も大切な課題の一つ。困った友人や同僚、悪い腐れ縁のある仲間など、自分をネガティブにさせる人間関係をどうすべきかをじっくり考えてみましょう。
「なんとなく付き合いが古いから」「この人しか友だちがいないから」「仲良くしていないと仲間外れになりそうだから」……そんな消極的な気持ちで付き合いを続けていても、本当に楽しいですか?この1年、良い刺激や感動がありましたか?傷つくこと、嫌な思いをすることの方が多くなかったですか?
新しい年をポジティブな気持ちで迎えたいなら、自分を取り巻く人間関係の問題に気付き、来年からは付き合い方を変えていきましょう。特に、次の5つのタイプの人は要検討です。
【タイプ1】操作型~モラハラをする人
「この人と話していると、なぜかいつも自分が痛めつけられている気がする」それがモラハラの始まり |
・人前でその人の欠点を言って笑い物にする人
・無視したり仲間外れにして孤独な気持ちにさせる人
・言葉のあげ足を取ったり、怒りを挑発して馬鹿にする人
・自分からは提案しないのに、人が考えたことに難癖をつける人
このように、陰湿で巧妙に他人の心を傷つける人と付き合っていると、受け手のアイデンティティが揺らいでしまいます。考え方や行動への自信が揺らぎ、自分らしい生き方ができなくなってしまうのです。
親しい間柄なのにちっとも支えてもらえず、後ろから梯子を外すようなことをする人との関係に満足できますか?温かい気持ちになれますか?この機会に、付き合いを見直しましょう。
モラハラは、広義では【タイプ3】で紹介する支配的なパワハラタイプも入ります。しかし、パワハラのように立場を利用して威圧するのではなく、巧妙に相手を貶めていく上のようなモラハラは、むしろ立場が同列の人や友人間、目下の人から被害を受けやすいので、注意しましょう。
次のページでは、まともに付き合ってはいけない【タイプ2】不良型と【タイプ3】支配型についてご紹介します。>>次のページへ