気温の変化に対応しきれず「自律神経」が乱れがち!

春になると眠気やだるさが気になる、という人が多いようですね。春になると、眠くなったり、疲れやすくなるのは一体どうしてなのでしょう? それは、呼吸や消化、循環や代謝などの体のさまざまな働きをコントロールしている「自律神経」のバランスの乱れと関係があるといわれています。

冬は体温の放出を防ぐために、自律神経が体の血管を収縮するようコントロールしています。しかし、春になって暖かくなると、今度は体内の熱を放出するために血管を広げるように働きかけます。
しかし、冬から春への季節の変わり目には、昼と夜、また日々の気温の変動が激しくなるため、自律神経がその変化に対応しきれず、バランス調整が上手く働かなくなってしまうのです。
そして、自律神経のバランスが乱れることによって、眠気やだるさなどの不快な症状が起こりやすくなり、「春になると眠い」と訴える人が増えるのではないかと考えられています。

エネルギー代謝に必要な「ビタミンB群」不足かも!?

また、暖かくなると体の各器官の動きが活発になり、エネルギー代謝が促進されますので、糖質や脂質をエネルギーに変換するときに必要な「ビタミンB群」などの栄養素がたくさん消費されるようになります。

ビタミンB群が不足気味になると、疲れやすい、だるいなどの症状が起こりやすくなりますので、それが春先の眠気に関係しているのかもしれません。
この時期を快適に乗り切るためには、納豆や豆腐などのビタミンB群を豊富に含む食品を積極的にとったり、サプリメントで補うなどして、体のバランスを調整する必要がありそうです。

花粉症の人が眠いのは、薬のせいかも!?

また、「春は眠くてたまらない・・・」という方が花粉症である場合、その眠気の原因は別のところにあるかもしれません。花粉症の代表的な薬に「抗ヒスタミン剤」がありますが、薬を飲まれている方はこの成分が含まれていないかどうか、調べてみてください

ヒスタミンは花粉が鼻や目でアレルギー反応を引き起こした場合に、その情報を伝える生体内化学伝達物質の一種です。
くしゃみやかゆみなどの症状は、このヒスタミンがアレルギー反応の情報を粘膜や毛細血管に伝えた結果、引き起こされます。抗ヒスタミン剤は、この情報の伝達をブロックして症状が起こるのを防ぐ薬ですが、副作用として、眠気やだるさを引き起こしてしまうことが知られています。

最近では眠気の副作用が少ないものもあるそうですので、すべての抗ヒスタミン剤が眠気と関係しているとは言い切れませんが、花粉症の薬も眠気と関係している可能性がある、ということは憶えておいてもよさそうです。

春なのに♪惰眠むさぼっちゃだめ?
次へ ⇒

次ページ:|1|2