「私ってうつ病?」と心配しすぎていませんか?

私ってうつ病?

「うつ病かも」と心配しすぎて、毎日を楽しめていないのでは?

現代人がかかりやすい心の病に、うつ病があります。うつ病は、強い憂うつが長引き、それまでのようにリズムのよい日常生活を送れなくなってしまう病気です。最近、さかんにマスコミでも取り上げられているので、みなさんもきっとご存知でしょう。

そもそも、ストレスが多い現代では、強い憂うつを感じたり、落ち込みからなかなか立ち直れない人も多いものです。そのため、「私ってうつ病なのかも?」と心配しすぎてしまうこともあるのではないでしょうか?

しかし、憂うつが続いていても、ほとんどの場合は病気といえるほど深刻なものではありません。それなのに、うつ病を心配しすぎて毎日を楽しく生きられないのは、とてももったいないことだと思います。

そこで、あまり心配のない「憂うつ」と心の病気である「うつ病」には、どんな違いがあるのか、あらかじめ知っておくことをお勧めします。

日常生活に現れる憂うつとうつ病の違い

強い憂うつは続いている?

気分転換や憂さ晴らしでさえ、まったくやる気が湧かないのがうつ病

まず、「うつ病」と「憂うつ」の共通項は、“落ち込んでいる”ということ。ただし、休日に好きなことをしたり、人と会って憂さ晴らしをしたときに多少は気が晴れるようなら、さほど心配はありません。

一方、非常に強い落ち込みが2週間以上毎日続いている場合には、要注意。うつ病の可能性が高くなります。うつ病の場合、いままで好きだった趣味にもまったく興味が湧きませんし、やってみても疲れるだけで、ちっとも楽しいと思えなかったりします。人に会うのも億劫になり、誰にも会わずに自分の部屋に閉じこもっていたい気持ちになってしまうことが多いのです。

さらに、日常生活でも大きな違いがあります。心配のない憂うつのレベルなら、おいしいものを思い切り食べれば、気持ちがほぐれるでしょう。しかし、うつ病になると体重が減るほど食欲が落ちてしまって大好物でもおいしく思えなくなったり、反対にやたらと過食に走ってしまう人もいます。

また、ただの憂うつなら疲れているときにぐっすり寝れば、また元気が回復することが多いでしょう。しかし、うつ病の人は何日も眠れない日が続いたり、またいったん寝るといつまでも寝てしまったりすることも少なくありません。

さらに、憂うつとうつ病には2つの決定的な違いがあります。それについては、次のページで見てみましょう。

次のページでは、朝に現れる憂うつとうつ病の違い、考えることの違いについてご紹介します。>>次のページへ