知っておきたいケーキ1個の注意点
ショートケーキ1個と侮るなかれ、人によっては血糖値が急上昇することも! |
それにしても、イギリスのクリスマスプディングに、フランスのブッシュ・ド・ノエル、ドイツのシュトーレン、イタリアのパネットーネなど、クリスマスケーキの種類は豊富ですね。どれも大変おいしいものですが、クリームやバターの使用量が多いことには変わりません。では、どのように考えれば、「食べても良い量」になるのでしょうか?
これならok! 自分が食べても良い量を知ろう
すでに糖尿病や高脂血症の治療をしていて、食事制限があれば難しいかもしれませんが、年に1度のイベントときては、クリスマスケーキの誘惑も捨てがたいものです。それでは具体的に、どれくらいの量のケーキなら食べてよいのでしょうか? 計算方法をご紹介しましょう。まず1日に必要なエネルギー摂取量を計算すると……
(例:50歳女性、身長156cm、体重48kg。専業主婦で仕事量は比較的少ない。持病なし)
- 標準体重:1.56×1.56×22=53.5(kg)
- 身体活動量:標準体重1kgにつき25~30kcaℓ
- 1日に必要なエネルギー摂取量:標準体重×30kcaℓ=1,605kcaℓ
1日のカロリーのうち、20%を脂質で摂取するならば1,605×20%=321kcaℓとなり、このカロリー量はショートケーキ約100gに相当します。このとき注意しなければならないのは、ケーキは脂質だけでなく糖分も高いということです。相乗効果で両方とも吸収率も吸収するスピードも高くなってしまうので、すぐに血糖値や中性脂肪に影響が出てしまいます。最近ではカロリーだけでなく脂肪分を抑えたダイエットケーキも販売されていますので、気になる方はチェックしてみるのもよいかもしれませんね。
それでは健康に気をつけながら、楽しいクリスマスを準備してみてください!
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