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アメリカでも人気のヘルシーフード
ビールのおともに書かせないエダマメは、アメリカでも人気です。 |
大豆と野菜のよさを併せ持つエダマメ
エダマメは、大豆になる前の未成熟のものをさや付きで収穫したものです。日本食品成分表などでは、豆類ではなく、野菜に分類されています。枝豆は、大豆由来の良質タンパク質が豊富に含まれている他、疲労回復を促すビタミンB1、若返りのビタミンと呼ばれるビタミンE、他にも、脂質の一種で箆ウの機能を活性化するレシチン、カルシウムや鉄分、カリウムなどのミネラルも含んでいます。
さらに整腸作用のある食物繊維や、様々なファイトケミカルも多く含まれています。主なファイトケミカルでは、血液中のコレステロール値を下げ、中性脂肪を取り除く作用があるサポニンや、更年期障害の症状改善や骨粗鬆症の予防に役立つイソフラボンなども含まれています。
また野菜としての特徴は、疲労回復に役立つビタミンC、β-カロチンが、大豆よりも豊富なこと。さやつきのまま茹でるのでビタミンCの損失も少なめだと言われています。
同じ大豆でも、煮豆は苦手でだけど、エダマメなら好きというお子さんもいめと思いますが、エダマメなら大豆と野菜のよい部分を兼ね備えているので、旬の時期にしっかり食べたいものですね。
アルコール分解も助け、疲労回復に役立つエダマメ
冷たいビールとエダマメの取り合わせは、飽きがこないおいしさですが、健康面でも相性がよいのです。エダマメに含まれるビタミンB1や、メチオニンという成分は、アルコールの分解を促し肝臓の負担を低下するのをサポートします。
またビタミンB1は疲労回復を促し、タンパク質やビタミン、ミネラルなどのさまざまな栄養素を含むエダマメは、手軽に栄養補給ができて夏バテ解消にもやくだちます。昔から続く旬の食べ合わせには、理にかなっているものが多いですね。
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