企業のIT活用/システム導入事例

正確な勤怠管理が経営戦略を生み出す(4ページ目)

勤怠管理をしっかり行い社員ごとの労働時間を把握することで、原価計算やABC分析の基礎資料を得ることができます。

水谷 哲也

執筆者:水谷 哲也

企業のIT活用ガイド

ASP型勤怠管理

タイムレコーダーにデータを保存するところまでは同じですが、ASPで提供されるソフトにインターネット経由で送るASP型勤怠管理があります。複数店舗があってもインターネット経由で一括管理できるので、拠点が多い中小、中堅企業で導入されています。

■ASP型勤怠管理のメリット
  • 初期投資が必要ない
  • 短時間で導入できる
  • 離れた拠点があってもインターネット回線があれば利用できる
  • 法律が改正されてもソフトのメンテナンスをしなくてもよい
  • セキュリティ対策や運用はASPプロバイダーまかせにできる
■ASP型勤怠管理のデメリット
  • 自社独自の勤務形態に対応できない
  • インターネット回線にトラブルがあると利用できない
  • ASPプロバイダーの倒産やM&Aでサービスが中止となるリスクがある
企業規模が大きくなり歴史を重ねると、様々な勤務形態や例外処理が生まれます。一般的なパッケージでは対応できなくなり、独自開発の勤怠管理、給与計算システムを作り上げるか、ERPシステムの導入を検討することになります。
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