派遣で働く/派遣の基礎知識

紹介予定派遣とは(2ページ目)

紹介予定派遣とは一定の派遣期間後に派遣先と直接雇用契約になることを前提とした働き方です。そのしくみについて解説します。

執筆者:林 紀子

紹介予定派遣のメリット

紹介予定
紹介予定派遣とは、一定の派遣期間後に直接雇用を予定する雇用形態です
紹介予定派遣の仕事を紹介してもらうには、通常の派遣同様、まず派遣会社に登録する必要があります。そして、紹介予定派遣を希望していることも伝えます。

紹介予定派遣が通常の派遣と大きく異なるのは、派遣先企業で派遣スタッフとして一定期間働いた後、その企業で直接雇用されることを前提にしている点です。

紹介予定派遣の魅力の1つに、個人の力では探しきれない今まで知らなかったけれど興味深い企業や仕事が紹介されることがあります。しかし、一般派遣と比較すると、導入している企業数が少ないため案件は少なくなります。

時給は派遣契約期間中は一般派遣と変わりありませんが、直接雇用されれば収入が増える可能性がある点や、一般派遣と比較すると雇用安定が見込めることも魅力です。

■紹介予定派遣のメリット
  • 直接雇用を前提としている
  • 派遣期間中に、企業や仕事が自分に合うかどうか見極めることができる
  • 自分では探せない紹介予定派遣ならではの仕事に出会えるチャンスがある
  • 面接では伝えきれないスキルなどを派遣期間中にアピールでき、雇用のチャンスが広がる
  • 面談には営業担当が同席するため、面談が苦手な人でもサポートしてもらえる

■紹介予定派遣のデメリット
  • 直接雇用を前提とし事前面接(採用面接)が認められているので、不採用となる可能性がある
  • 派遣期間終了後に直接雇用にならない場合は、それ以上は同じ企業で派遣社員としても働くことができない

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