「もっとスキルアップしたい!」と思う気持ちは仕事をしていく上でとても大切なこと。でも何から手をつけたらいいのかわからない……という人のために、今回は仕事で毎日使うのに、なかなか応用の幅が広がらない「敬語」に注目。思いついたときにその場で手軽に敬語力を磨く方法をご紹介します。


■ 敬語に触れる時間を増やそう!(1P目)
思いついたらスキマ時間で敬語力を磨く!(2P目)



敬語に触れる時間を増やそう!

敬語を話せると印象アップ
急なシチュエーションでも、正しい敬語が話せると印象がよくなります。
上司との会話、電話、取引先やお客様応対など様々なシーンで使う敬語。正しく使えると、直接話をする相手だけではなく、会話を耳にする周囲の人達にも好印象を与えます。

敬語には大きく「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3つに分けられます。「尊敬語」は目上の人の行動や状態を、相手を上げて表現する方法。「謙譲語」は話し手の行動や状態について、話し手を下げて相対的に相手を上げる表現。「丁寧語」は「です」「ます」などをつけ、聞き手を上げる表現です。

「言う」を例にしてみましょう。目上の上司などが主語のときに使うのが、尊敬語「おっしゃる」。上司に対して、自分が主語のときに用いるのが、謙譲語「申し上げる」。話し手が聞き手を上げるとき、丁寧に伝えるときには丁寧語「言います」を使います。

■具体例
ミーティングで社長が話した事例について、自分が部長に話すと伝える場面を考えてみましょう。これを敬語で表すと……。

「ミーティングで社長がおっしゃった事例は、私から部長に申し伝えます」

■解説
尊敬語の「おっしゃる」で社長に敬意を表しつつ、謙譲語の「申し伝える」で自分を下げて、部長を上げています。丁寧語の「ます」で話を終わることで、話している相手にも敬意を表し、話し手である「私」が最も格下になっています。

相手や情況によって変わる敬語は、ビジネスマナーの達人でも完璧に使いこなすのは難しいもの。急な場面ではスムーズに出てこない、きちんと使えたかどうか自信がないと悩む人も多いのです。敬語力を磨くためには、なによりも練習が必要。必要なときに使うだけだったら、なかなか上達できません。

だからこそ、触れる時間を1日5分だけでもあえて増やしてみることが敬語上達には有効なのです。

次のページで5分で出来る敬語上達術をご紹介します。