在宅介護のケアマネージャーの仕事
居宅介護支援事業所で勤務。この仕事に就くには、介護支援専門員の資格が必要です。介護支援専門員は、福祉・医療・保健分野の国家資格等を持っていて、かつ、その分野で5年以上の実務経験がないと受験資格が得られません。新卒・未経験では取得できない資格なので注意が必要です。仕事内容は、在宅で暮らす利用者が介護保険サービスを利用する際の相談に応じ、ケアプラン[介護サービス計画]を立てること。サービス計画を立てる際には、利用者の心身や家庭の状況を把握し、利用者や家族の希望を踏まえた上で、どのような介護サービスを組み合わせて利用すれば、在宅の生活を維持・向上できるかを十分に考えます。
計画を立てたあとは、適切にサービスが提供されているかを確認します。また、最低月1回は利用者宅を訪問して心身状態の変化を確認し、希望や不満を聞きとり、必要に応じてサービスを組み替えるなどの対応を行います。利用者が快適な在宅生活を送れるよう、要望を聞きながらサービス調整をする心配りが必要です。