社会人の大学・大学院/社会人の進学・学生生活事例

大学院在学中に出産・育児、そしてMBA取得

育児をしながら自らの成長を目指し大学院に進学。在学中の第2子出産を乗り越え、昨年関西学院大学専門職大学院においてMBAを取得した篠原亜希子さんにお話をうかがいました。

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

4度の転職、大学院進学、在学中の第2子出産を乗り越えて

修了式のスナップから。ゼミ の友人と一緒に(写真右が篠原亜希子さん)

修了式のスナップから。ゼミ の友人と一緒に(写真右が篠原亜希子さん)

子供たちの健やかな成長を願う一方、自らの成長を目指し4度の転職、大学院進学、在学中の第2子出産を乗り越え、昨年関西学院大学専門職大学院においてMBAを取得した篠原亜希子さんにお話をうかがいました。

■篠原亜希子さん(40歳)の経歴
1994年(23歳) 岡山大学農学部卒業、岡山大学大学院農学研究科入学
1996年(26歳) 岡山大学大学院農学研究科修了、就職
1998年(28歳) 1回目の転職
199年(29歳) 2回目の転職(分析機器のマーケティング・セールス)
2003年(34歳) 結婚
2004年(35歳) 第1子(長男)出産
2007年4月(38歳) 関西学院大学専門職大学院入学
2008年(39歳) 3回目の転職(環境計測機器のマーケティング)
2008年(39歳) 第2子(長女)出産
2009年9月(40歳) 関西学院大学専門職大学院修了

---(西島)篠原さん、今日はよろしくお願いします。早速ですが社会人になってから進学しようと思ったのはなぜですか?
(篠原さん)はい。大学院修了後、博士課程を考えたこともありましたが向き不向きを感じ、就職しました。しかし知らないことを知るのは楽しいので、何らか「学び」とは関わっていたいと思っていました。

仕事上、経済やマーケティングを学問として学ぶと何かヒントが得られるのではないか、と思うようになり具体的に進学を検討しました。

社会人MBAという学位をとる人が多いのは情報として知っていましたが、初めからMBAをとりたいというよりも、セールスやマーケティングに関することを学べるところを探すとMBAコースが浮上してきました。

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