営業のノウハウ/営業の目標・売上管理・顧客管理

デキる営業マンになる! 手帳の選び方・使い方(4ページ目)

営業職は外出が多いからこそ、手帳の使いやすさは仕事の出来を左右します。ガイドの長い間営業マン時代にようやくたどり着いた、お勧めの手帳についてお話しします。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

活用術-2:手帳は何度も見直すべし

私がまだ駆け出しの営業マンだった頃、部長からこんなことを言われたことがありました。

「君はこれから1週間の予定について、手帳を見ないで言えますか」
「いいえ、言えません」
「うむ。君はまだまだ甘いね。それぐらいできなくてはプロの営業マンはいえませんよ」

なぜプロの営業マンは1週間のスケジュールを、手帳を見なくても言えるぐらいにならなくてはいけないのでしょうか。答えは、仕事のスピードが違ってくるから。

スケジュールが頭に入っていれば、急な案件が入ってきたときでも、「明日の午後の空き時間で対応できるな」とか「今日の夕方やるつもりだった仕事は急ぎではないから、そっちを後回しにすることで対応しよう」といったように、対策がすぐに浮かんできます。これによって素早い対応と無駄のない時間管理が可能になります。ではどうすれば、1週間のスケジュールを頭にインプットすることができるようになるのでしょうか。

もっとも効果的なのは、1日に何回も手帳を見直すこと。電車の中での移動時間や朝目が覚めたとき、寝る前、喫茶店で一息つくときなど、ちょっとしたスキマ時間を活用します。1回につき30秒や1分ぐらいで十分です。

暗記には反復練習が一番だというのは、みなさんも学生時代の英単語や歴史の勉強で経験済みだと思います。スケジュールを覚えるのも、やっぱり反復学習が最適。「電車の中では必ず手帳をチェック!」というように、日常生活の中に組み込んで、習慣化させてしまいましょう。
 

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